飲酒は程ほどに - アルコールに適量なし
海外ではアルコールには「適量がある」という考え方について、疑問符が付いている様です。
英当局は今年1月、適量のアルコール摂取は心臓に良い可能性があるとしてきた20年来の指針をトーンダウンさせた。健康面への利点は従来考えられていたものより少なく、むしろ特定のがんの発症リスクを高めるとする新たなガイドラインを発表した。英政府の主席医務官サリー・デイビス氏はテレビのインタビューで、「飲酒に安全な量というものはない」と述べた。
>>アルコールに「適量」なし-崩れる健康神話
日本の場合は、厚生労働省から1日平均純アルコールで20g以内が推奨されています。
具体的な例で言うとこちら↓の様になります。
医療法人社団 こころとからだの元気プラザ:肝臓をいたわるお酒の飲み方
厚生労働省:健康日本21(アルコール)
WSJの図と照らし合わせると、グラス1.4杯分に相当しますから、イタリアと同じ位です。
飲まなければ繰り越せるみたいなので、飲み会の前は控えた方が健康に良いかもしれませんね。
実際の所、あれだけ脳や体に影響があるものですから、そこまで良いものでは無い様に思います。
100%害になるとは思いませんが、少ない位が調度良いのではないでしょうか。
なお、世界のアルコール消費量は人口の増加に伴い増加しそうです。
WHO:Global status report on alcohol and health 2014 PDF
成人一人当たりの消費量は横ばいですが、人口が増えているので全体としては増加しています。
アジアで増えそうなのだとか。
いくら健康に悪いと言っても、そうそう止められない様です。
酒造メーカーにはそこまで逆風ではなさそうです。
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