Audiがメタン製造工場を稼動 - 水とCO2からメタン生成
Audiが、前から話があったメタンの製造工場を稼動させたそうです。
ここではCO2を回収し、水と反応させる事でメタンを作るのだとか。
ドイツのAudi社とViessmannグループは2016年2月29日、水とCO2から合成メタンガス燃料をつくる試験工場を、ドイツ・ヘッセン州のAllendorfに開設したと発表した。
>>Audi社、水とCO2からメタンガス燃料をつくる工場を稼働
clicccar.com:アウディ 水からメタンを生成しCO2排出を防ぐプランで多様化
メタンから水とCO2ができるのは知っていましたが、恥ずかしながら、逆ができる事は知りませんでした。
リチウムやカリウムを中継すると生成が可能だそうです。
しかし、この資料にもある通り、リチウム等を中継するやり方だと、副産物とし酸化リチウムとかが出来てしまいます。
この辺りはどうするつもりなのでしょうか?
とは言え、この手法を使えばCO2を回収しつつメタンガスが合成できます。
メタンを燃料とする燃料電池についても話が出ていますから、組み合わせる事で高エネルギー効率が実現できそうです。
実物の電池開発とメタンガスのコラボが楽しみですな。
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