殆ど何も出来ない携帯電話がお目見え
アメリカで、「ないない尽くし」の携帯電話が発売されるそうです。
通話とメッセージ機能しか付いていないのだとか。
スイスに本拠を置く新興企業Punkt.の携帯電話「MP01」は、「ないない尽くし」が目立った特徴だ。タッチスクリーンもなければ、インターネット接続もできない。自撮りのためのカメラもない。ほぼモノクロのディスプレーは驚くほど色鮮やかさに欠ける。…(中略)…バッテリー駆動時間は待機モードで4週間。…(中略)…来月、米国の店舗にお目見えする予定で、今はインターネットで購入可能。色は黒のみ。価格はameico.comで295ドル
>>「ないない尽くし」の携帯電話、その魅力とは?
GIGAMEN:Punkt. feat. ジャスパー・モリソン 究極のミニマリスト携帯「MP 01」誕生!
本当に何も機能がありません。
意外と結構お高く、売れるのかどうか謎の商品です。
その代わりに電池の持続は驚きの4週間。
案外、登山とかサバイバルとか、電気が身近にない様な所で需要があるかもしれません。
また、世の中不思議なもので、単機能に絞った事で売れる事があります。
例えば、文章しかかけない電子端末「ポメラ」も、結構流行りました。
日経ビジネス:「ネットもメールもできません」。機能を削って大ヒットのポメラ
多機能すぎても使いこなせないですし、エネルギーも浪費しやすくなります。
立ち上がりが遅いのも難点。
この携帯も、意外な需要を見せるかも知れませんな。
ただ、個人的にはちょっとネガティブ。
その昔iPhoneを買ったのですが、当時は今ほどの人気はなく、またアプリや機能も、ガラケーと比べ遥かに貧弱でした。
2台目携帯として持っている人はいましたが、単体で持っている人はどちらかと言うと馬鹿にされる様な状況でした。
お財布携帯もない、赤外線がないのでメアド交換ができない、メールで引用符つけると文字化けする等々、酷い有様でした。
しかしそれでも使い続けていたのは、出来ない事が多い代わりに、他の携帯では出来ない事ができるというメリットもありましたし、拡張性も高かったからです。
一方こちらは既に他が出来る事を行っていますし、拡張性はないでしょう。
ポメラの様に起動の早さを売りにする事も出来ませんから、今一つ良さが分り難いというのが正直な感想です。
デザインだけなら単機能にする理由もありませんし。
さて、どうなるのでしょう。
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