英国の燃料電池自動車
英国の自動車メーカー「リバーシンプル(Riversimple)」が、コンパクトサイズのFCVを出そうとしている様です。
2018年の発売を目指しているのだとか。
ずっと研究開発を続けていた水素燃料電池車のプロトタイプ、「Rasa」を発表したのだ。…(中略)…航続距離は300マイル(約482km)ほどで、車体には軽量なカーボンファイバー製モノコックボディを採用…(中略)…車両全体でも約520kgほど…(中略)…パワートレインは8.5kWの燃料電池スタックに加えスーパーキャパシタを採用し、4輪に内蔵されたインホイールモーターを駆動。プロトタイプの段階で少なくとも60mph(約96.6km/h)の速度を達成している。
>>リバーシンプル社、水素燃料電池車のプロトタイプ「Rasa」を発表 2018年の市場投入を目指す
航続距離は約500kmですから、実際は350kmと言ったところでしょうか。
最高速度が約100km/hとあまり速くありませんが、町乗り乗用車としては何とか耐えられそうです。
興味深い点は2点あります。
1点目はインホイールモーターである事。
図面や記事を見ると、4輪ともインホイール型の様です。
レクサスFCは2020年発売予定の上に、前輪のみがインホイールなので、Rasaから技術的に学べる事がありそうです。
もう一つは重量です。
520kgとの事ですが、トヨタのアクアの重量が約1tである事を考えると、相当軽い事がわかります。
この辺りも学べそうです。
日本との相乗効果で、良い物が続々と出て来てくれるとうれしいですな。
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