安いルーターにご用心
喫茶店などの無料wifiを利用したハッキングは有名ですが、家庭内の無線ルーターも脆弱性があり、しばしばハッキングの対象になる様です。
プログラムの1つに欠陥があり、世界中の何百万台ものコンピューターがハッキングのリスクにさらされているという内容だった。…(中略)…このルーターの欠陥は、コンピューターセキュリティーにおける長期的な問題を浮き彫りにする。商品がいったん世に出ると、バグの修正がしばしば困難になる、そしてそれが見過ごされることが少なくないということだ。
>>家庭用ルーターに潜む危険-修正されないバグ
ユーザーが修正パッチの配布に気付かなかったり、安いルーターだと脆弱性が修正されなかったりで、放置される事がよくあるのだとか。
WSJが市販されているルーターを20種調査した様ですが、中にはハッキングの技術が存在している端末もある様です。
また、同じブランドの中にも価格の差等により良し悪しがある様です。
WSJ:Is Your Home Router Vulnerable to Hackers?
通信速度などルーターのスペックは値段に依らず大体同じです。
数字上で差があるとすれば通信範囲位なもの。
一方で値段は1,000円位から数万円と乖離がありますから、安い方に流れるのは仕方がありません。
また、最近は光通信とかに加入すると、ルーターを無料で貸し出してくれたりします。
そのルーターがセキュリティ上問題ないかどうか、一々調べたりはしないでしょうから、そこも盲点になりそうです。
私も借りたルーターに修正パッチを当ててみようとしたのですが、パスワードがわからず苦労しました。
ネットでもあまり情報がないところを見ると、更新している人は少ないのかも知れません。
その割りに更新はそこそこある様ですから、意外とその辺りは緩そうです。
最近、ウィルスメールが多いわけですが、セキュリティについて、こういった部分も気にした方が良さそうです。
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