米国展示会にて新商品が続々登場
米国ラスベガスで開かれている新商品が続々と発表されている様です。
世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」が今年もラスベガスで開催。WSJは専用ブースを設置し、現地から最新情報をお伝えする。
>>米家電見本市CES【特集】
面白そうな商品は沢山ある様ですが、個人的に気になったのはこの辺り↓です。
1つ目は匂いで起こす目覚まし「SensorWake」。
香りカードリッジが付属しており、本体にセットする事でコーヒーやらトーストやらの匂いで時間を知らせてくれるそうです。
お値段は109$と、目覚ましとしてはすごく高額ですが、案外売れそうな気がします。
また、今は特定の香りしか出せない様ですが、今後はプリンターのインクの様に複数の香り物質からなるカードリッジが発売され、香りを組合せ、自在に生成できる様になるでしょう。
そしてゆくゆくはテレビやスマホなど、別のデバイスに付けられる補助デバイスみたいな物に発展するでしょう。
アプリと繋がるスマートシューズ「Digitsole Smartshoe」です。
中敷の温度やフィット感をコントロールできるそうな。
それらの機能もすごいのですが、個人的にすごいと思うのは、内部のコンピュータのタフさ。
人間が踏んだり、雨の日に水浸しになったり、砂まみれになったりしても機能られるのは相当な丈夫さです。
丈夫なコンピュータが作れているのであれば、次にも繋がりそうなので期待です。
なお、お値段は450$と、iPadの上位機種並みの価格設定です。
今回の私的本命、自宅用カクテルマシン「Bartesian」です。
自宅に色々なワインや日本酒を置いている方も多いですから、カクテルを置きたい人だって一定数いるはずです。
「自宅で手軽に好きな時に飲みたい」と思う人は意外と多いのではないでしょうか。
お値段はマシンが300ドル、カクテルの素が12個入りで20ドルと、前述の商品達に比べると普通な印象。
オフィスに置いてもらえれば顧客層は拡大しそうですが、まあそれは難しいでしょう。
タイマー機能をセットして深夜にだけ動く様にするとか工夫は出来そうですが、どうなのでしょう。
また、今後の展開として、マシンをただ同然にして、カクテルの素で稼ぐ、所謂「ジレットモデル」に展開できる可能性があります。
ジレットモデルとは、カミソリのジレットが作ったビジネスモデルで、本体を安く提供し、その後の使用料や消耗品で利益を出すというモデルです。
(一括)0円携帯やプリンターが良い例です。
ペンとサイコロ未来の消耗品ビジネス案・0:消耗品ビジネス「ジレットモデル」の復習
ダイヤモンド:ジレットの“替え刃モデル”は、 ただのアイデア一発ではない
この様な見本市だとハイテクな物ばかりが目立ちますが、こういう素朴な欲求に答える商品の方が、意外に細く長く売れている様な気がします。
コーヒーメーカーだって、爆発的に売れているという感じはしませんが、気付くと皆持っていたりしますし。
注目商品が多く、現地の方々が羨ましいですな(笑)
そして、商品開発の限界にはまだまだ到達していないと感じます。
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