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米国の取引所BATSが上場申請

アメリカの新興取引所であるバッツ・グローバル・マーケッツ(BATS Global Markets)が、自らの取引所に上場するそうです。
ちなみに、BATSも元々は私設取引所だった様です。

米国と欧州の証券取引所と外為プラットホームを運営するバッツ・グローバル・マーケッツが新規株式公開(IPO)を申請した。…(中略)…バッツは10年前に創業。先進テクノロジーと低価格、取引スピードでニューヨーク証券取引所やナスダック・ストック・マーケットに挑んだ。知名度ではこれらに及ばないが、今では米株の取引所として2位、欧州では最大となっている。最近ではホットスポットを買収して外為取引にも進出した。
>>バッツ・グローバル・マーケッツがIPO申請-自社取引所に上場へ

BATSはこの10年でナスダックを超え、NYSEにも匹敵する水準の売買代金を実現しています。
また、過去に買収したChi-xヨーロッパも、現地で猛威を振るっている様で、東証の半分程度にまで達しています。

世界主要取引所の売買代金

楽天証券:世界の時価総額ランキング

米国の証券取引所シェア

WSJ:地方からNY証取に挑む米電子取引所BATS、合併で事業拡大へ
理経済:アメリカの新取引所 BATS - 伝統の取引所も敗北しうる米国

わずか10年で伝統的な業界の順位が入れ替わるとは、米国の競争の激しさが伺えます

IPO後のポイントとしては、彼らを巡る取引所の買収・合併合戦だと思います。
株価次第ではありますが、安値が付けば買収される対象になるでしょう。

彼らは世界2位の取引量を誇りますから、規模のメリットは大きいと思います。
また、それだけ膨大な注文処理をこなせるだけのシステムを構築できるのは、かなり魅力的です。

伝統的な取引所で、システムを外注し続け、うまく構築できない会社があったとすれば、そこも魅力的にうつるはずです。

逆に高値が付けば、株式交換を活かしたBATSからの買収が目立つ様になるでしょう
米国は私設取引所も多いですし、欧州や新興国にも良さそうな取引所はありそう。
今までの彼らの手法を考えれば、買収しても不思議はありません。

IEXもそうですが、業界がまた激しく動き出しそうです。

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