心の豊かさとは何なのだろう
アメリカで人間のがめつさを見る、興味深い実験をした人がいるそうです。
体中にお札を貼り付け、必要な分だけ持っていってという看板を持ちながら街を歩き、人々がどういう行動をとるかを見るものです。
彼は、いたるところに本物の1ドル札を貼り付けたジャケットを着ている…(中略)…実行したのはアメリカ人ユーチューバーのコビー・パーシンさんで、場所は米ニューヨークのマンハッタン。コビーさんは、先述の通り “やらしいスーツ” を身につけ、「必要なもの(お金)を持っていって」と書かれたボードを持ち街角に立った。
>>「お金取り放題」と知ったら人々はどうするのか? 実験した結果……ホームレス男性の行動に考えさせられること間違いなし!
何処となく童話の「幸福な王子」を思い出しますが、趣はかなり違います。
"必要"と言う言葉は人によって定義は様々。
なんとでも言えてしまいますから、事実上のご自由にどうぞ状態です。
見るからになりの良さそうな人が、大量に毟りとっていくのは、あまり気持ちのいいものではありませんな。
「衣食足りて礼節を知る」という諺がありますが、過剰になると今度は礼節がなくなってしまう様です。
この諺も、現代では「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という論語とセットで使わないといけないのかも知れません。
要領が良いと言えばそれまでですし、生物としては正しいのでしょうが、それが正解なのかは疑問です。
利根川の言うとおり、金は命より重いんですかね。
一方で、最後に出てくるホームレスの人は、本当に必要な分だけしか貰わず、「残りは他の人にあげて」と述べています。
彼は経済的に豊かではなさそうですが、心は豊かそうです。
果たしてどちらが良いのでしょうか。
サンプルのデータもないですし、何人にアタックしたのかもわからないので、正規の実験としては使えませんが、とても興味深い内容です。
幸福度の算定の為に、本格的にやってみるのも良いのではないでしょうか。
ところで、この動画を投稿したコビーさんは、結構色々な社会実験的動画を上げている様です。
YouTubeで稼いだお金をこういったものに回してくれるのはありがたいですね。
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