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日本株4.3倍の投資信託が出るらしい

お詫び:
当ブログで日本株4.3倍のETFが上場されると記載しておりましたが、ETFではなく投信の設定となります。
この為、上場はしません。
深くお詫び申し上げます。

楽天投信が日本株の値動きの4.3倍に連動するETFを上場させる投信を設定するそうです。

主要投資対象は、国内の株価指数先物取引および短期公社債。株価指数先物取引の買建額が、投資信託財産の純資産総額の概ね4.3倍程度となるように調整し、日々の基準価額の値動きが国内の株式市場全体の値動きに対して概ね4.3倍程度となることを目指す
>>楽天 日本株4.3倍ブル

EDINET:E15787:楽天投信投資顧問株式会社 S1005WR8

今まで2倍や3倍はありましたが、またえらくハイリスクなETFを出しますね。
それだけ顧客がハイレバレッジを求めているという事でしょうか。

今の相場状態で手を出すと痛い目を見そうな気もしますが、投信の場合、先物やオプション(ショート)と異なり、投資した金額以上の損をこうむる事がありませんから、余裕資産がありかつ日本株の更なる上昇を見込んでいる人にはいいかもしれません。
個人的には数年はお勧めしませんが…。

なお、レバレッジETFには一般的なリスクの他に、ベンチマークから乖離するリスクパフォーマンスの逓減リスクがあります。

ETFは指数の動きに連動することを目指していますが、需給や流動性、ボラティリティ等により、ETFの基準価額と連動対象の価格が乖離する場合があります。
株価が上がってるのに、ETFは思った程上がらないという場合があります。

もう一つは、原資産が上下する場合、ETFの価格が逓減する事があるという点です。

TOPIXは上昇・下落を繰り返しながらも3日目に基準日と同じ水準(100→100)に戻っているのに対し、「TOPIXレバレッジ(2倍)指数」は複利効果が働くため、100→98.6と基準日と同じ水準に回復していません。…(中略)レバレッジ型指標は複利効果によって、原指標と比較してパフォーマンスが逓減して行くという特性があります
>>TOPIX ブル2倍 上場投信

レバレッジによる逓減効果

インデックス・ドライバー:ゲインにゲインをかけるということ

意外に知られていないリスクですが、ハイレバレッジ型のETFを中長期で持つ場合は、理論価格は日に日に下がっていきます
レバレッジ4.3倍ともなると、これによる逓減が結構多そうなので、注意が必要でしょう。

リスクを理解しレッツETF投資!

ちなみに、「ETFの乖離」と言った場合、対ベンチマークと対基準価格の2パターンがあります。
今回注意喚起しているのは前者となります。

野村NEXT FUNDS:ETFの『乖離』について

後者についてはこちら↓に詳しく書かれています。

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー:国内ETFの「基準価額と市場価格の乖離」(2015年8月)、一見平静ですがよく見ると……

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