« 中国の元切り下げは利上げに影響せず | トップページ | 伊藤園が耕作放棄地を茶畑化 »

栃木県でフグを養殖

皆大好き(私は苦手ですが)なふぐ。
下関近海等で取れる海水魚なのですが、なんと栃木県で養殖しているそうです。
夢創造という会社が2008年頃からから行っているそうですが、ついぞ知りませんでした。
海に面していない県なのに育てられるんですね。

温泉とらふぐ

栃木県那珂川町:元祖温泉トラフグ

この地域の温泉は成分に塩分を含んでおり、海水を薄めたものと成分がよく似ていたため、養殖が可能になったそうです。

元々ふぐにとっては海水の塩分濃度(3.6%程度)も濃かったらしく、温泉を薄めた0.9%程度の濃度が快適みたいです。
しかも温水なので早く育つのだとか。
これはすごいアイデアです。

養殖に使う水は、実は地元から湧き出る有害物質を含まない温泉水。ナトリウムなどを使い、塩分の濃度を海水よりも低い0.9%に調整している。塩分を低めにすることで、フグが体内の塩分濃度を維持するのに使うエネルギーを節約できるという。成長を早めて養殖から出荷までの時間を短縮。野口社長によれば、稚魚から成魚になるまで約1年と通常よりも8カ月ほど成長が早いという
>>温泉プールで育つフグ 養殖技術にアジア各国が注目

この手法を閉鎖循環式陸上養殖と呼ぶとの事。

陸上で海水魚を養殖できるため、漁業権の制限を受けず、ハウス栽培の如く天候などの影響を受けにくいというメリットがあります。
調べてみると、全国でこの手法を使った養殖計画が進んでいます。

閉鎖循環式陸上養殖

日本経済新聞:水槽でトラフグも 「陸上養殖」なぜ増える

山でヒラメチョウザメが養殖できるんですね。
日本近海に来ない魚を養殖できるのもメリットと言えます。
味も問題ないとか。

※日本にもチョウザメがいたそうですが、絶滅してしまった様です。
ニホンウナギも危機にさらされているとか。
NAVERまとめ:ウナギも同じ道を歩むのか…忘れられた日本のチョウザメ

また、このふぐは毒がないのだとか。
元々フグの毒(テトロドトキシン)はえさの毒素(アルテロモナス菌,ビブリオ菌)が凝縮されたものなので、えさを管理できる養殖では無毒なフグが育てられる様です。
フグの新しい食べ方や調理コストの低下に貢献しそうです。

和とらふぐ研究所:「温泉とらふぐ」には毒はない

内陸国でも設置できる可能性がある事から、外国でも注目されているとか。
いやー、おもしろい事を考える人がいたものです。

|

« 中国の元切り下げは利上げに影響せず | トップページ | 伊藤園が耕作放棄地を茶畑化 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528305/62077460

この記事へのトラックバック一覧です: 栃木県でフグを養殖:

« 中国の元切り下げは利上げに影響せず | トップページ | 伊藤園が耕作放棄地を茶畑化 »