原油の下落っぷりがヤバイ
40$台後半で価格の綱引きをしていた原油価格(WTI)ですが、売り方が綱引きに勝った様です。
高値から相当下落していますが、それでも日に日に下がっています。
最高値147.27$から7割以上下落。
テクニカル的にも、3月の42$台を下回ると抵抗線がなくなってしまうので、2009年の安値ラインまで底なし状態ですな。
先日51$程で原油関連株を買ってしまった為、ちょっとブルーです(笑)。
下落の理由は色々付けられますが、正直驚きです。
原油関連企業は各所で悲鳴を上げています。
リムエネルギーニュース:原油安ショック(19)=ハリバートン、Bヒューズが人員削減を継続へ
それにしても疑問なのはOPECの方々。
原油安自体はシェールガスの開発などがありましたが、追い討ちをかけたのはOPECの主要国であるサウジアラビアが2014年の11月末に原油の減産に反対した事です。
ロイター通信:米シェール油に価格戦争宣言、OPEC総会でサウジ石油相
BLOGOS:更なる原油安をも容認するサウジアラビアの真意 - 永田安彦
当然、原油価格は下落してしまい、OPEC内部からも悲鳴が上がる始末。
6月の総会でも減産はしないと決議していますが、今後どうするんですかね。
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