« BMWがカーシェアを提案 | トップページ | 金融マンの投資事情② - 取引の例外 »

資源価格がいい感じに下がっているようだ

伊藤忠商事シェールガスの権益を安値で手放すそうです。

伊藤忠商事 は多額の減損損失を計上したシェールオイル・ガス事業からの撤退を決めた。同社は北米での天然ガス価格の今後の回復見通しなどを総合的に判断し、合弁会社の保有株式を1ドルで売却した。…(中略)…天然ガス価格低迷などの影響もあり、伊藤忠は前期(15年3月末)に同事業で435億円の減損損失を計上。前期までの累計減損額は1000億円超に達し、帳簿上の株式簿価を全額減損処理していた。
>>伊藤忠:米シェール事業から撤退、保有株を1ドルで売却

伊藤忠は2011年に投資を開始したそうですが、日本企業お得意のブームに乗った投資みたいですね。
原油価格(天然ガス価格に影響)を代表するWTIは、2011年頃に天井圏へ突入していますから、かなりの高値掴みをさせられたみたいです。

WTIの推移

Chart park:WTI原油先物 月足チャート

ちなみに、米国の天然ガス価格は横ばいですが、ただの横ばいなら減損処理は不要なので、原油価格や国内天然ガス価格に連動した資産計上をしていたと思われます。

日本の場合、開拓と言うより横並びが重要ですから、話題になっており値が高くなっている時に買ってしまう事が多い様に思います。
安値で買う為には、市場が低迷し誰からも相手にされない様な時でないと出来ません。
社内に開拓精神に富んだ独裁的な人がいないと、無理でしょうな。

ちなみにこの時期、日系商社はこぞってシェールガスに投資しています。
いやはや。

日本企業が取得した北米のシェールガス権益

楽天証券:シェールガスと日本企業
楽天証券:シェールガスと日本企業 セミナー資料 PDF
東洋経済:住友商事、「資源」で高値づかみの大失敗

さて、そんなシェールガスを含めた資源価格ですが、こういった投機的投資が足抜けした辺りからチャンスが到来します。
実需は、代替物が出ない限り、どれ程減少しても0になる事はありません。
原油の現物(及びETF等)や潰れない会社であれば、安値で買える良いチャンスです。

1年後か、5年後かわかりませんが、いずれ景気が回復すればエネルギー資源には注目が集まる事になるでしょう。
その時、周りの不人気を振り切って投資していた企業や人が日の目を見る事になります。
要チェックですな。

|

« BMWがカーシェアを提案 | トップページ | 金融マンの投資事情② - 取引の例外 »

投資」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528305/61785594

この記事へのトラックバック一覧です: 資源価格がいい感じに下がっているようだ:

« BMWがカーシェアを提案 | トップページ | 金融マンの投資事情② - 取引の例外 »