豊田市のふるさと納税はどうなるのだろうか
先日ご紹介した、ふるさと納税を行う事でトヨタのMIRAIに試乗できる権利についてですが、予想を大幅に上回る事態となっている様です。
トヨタ自動車の本社がある愛知県豊田市が「ふるさと納税」のお礼に同社の燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を1日貸し出す特典を付けたところ、5日間で303件、318万円の寄付が集まった。予想以上の人気に担当者は日程調整に追われている。
>>ふるさと納税のお礼は「ミライ貸し出し」 豊田市に寄付殺到、5日間で318万円
当初100件までとしていましたが、かなり集まっちゃったんですね。
問題はいつ乗れるのかという事です。
元々豊田市は公用車としMIRAIを1台購入しました。
それを今回の件で貸し出す訳ですから、1日1台しか貸せません。
一方で年間の平日は約245日ですから、全員が申し込んだ場合、今のスケジュールでは最悪1年以上待つ事になります。
多分権利の有効期限切れになりますし、豊田市としてはどんどん車を回したい筈なので何らかの策を講じるでしょう。
豊田市の年間市税は約1億円ですから、たった5日間の応募で318万円と言うのは悪くないでしょう。
回転率を上げれば税収の1、2割は取れるかも知れません。
取れる方策として考えられるのはこんな感じですかね。
- トヨタ自動車にお願いして何台か回してもらう。(買う、リース、借りるなど)
- 使える時間を伸ばし、時間性にする。(カーシェアみたいにする)
- 一人当たりの時間を制限したり、権利ではなく抽選制にする
豊田市はトヨタ自動車の本社がある訳ですが、本社に行けば試乗車やテスト車等があるでしょう。
これを1,2台回してもらう方法があると思います。
トヨタも売却は渋るでしょうから、使える時だけ借りるのがいいでしょう。
ただ、これには政治力も必要なので、確実性は低そうです。
抽選制も納税は少なくなるでしょう。
現実的なのは使える時間を24時間程度にし、夜間も使える様にするとかでしょう。
また、この方法なら、例えば1万円寄付なら6時間、2万円なら12時間という様に金額による調整が可能になります。
私もこの303件の中に入っているので、何とかして欲しいものです。
逆に夜間や休日が可能なら、追加寄付とかも全然するんですけどね。
控除も拡張されたので、予算はまだありますし。
ふるさとチョイス:4月からふるさと納税制度改正!こう変わる、を解説!
ちなみに、ふるさと納税で送られてくる品物には、市町村のパンフレットも入っています。
あまり雑誌に出てこない様な所の解説が読め、旅行に行こうか悩めるので、それも楽しみだったりします。
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