アマゾンでBMWの新車が買えるらしい - 商社化するアマゾン
アマゾンがBMWの新車「BMW i3」が買える事となりました。
今まで中古車の扱いはあった様ですが、新車は初めてなのではないでしょうか。
ここ数年、自動車メーカーで流行のエイプリルフールネタだが、今年もMINIやボルボ、アウディといった欧州ブランドからニヤリとさせるニュースが相次いで配信された。そんなか、4月1日にBMWグループ・ジャパンが発表したのは、「アマゾンにて、電気自動車『BMW i3』の新車販売を開始」というもの。こちらもおなじく“仕込み”のひとつかとおもわせるユニークさだったが、実は本当の話。
>>アマゾンでBMWのEVを買う時代|BMW
値段は500万円前後と、確かに新車です。
インテリアとか配送とかどうするんですかね?
その昔、ダンボールで自動車を送っていた事がありましたが、同じ要領でやるんですかね。
ねとらぼ:やつらに段ボールで運べないものはない 米Amazonが車を段ボールで配達 巨大さにネット騒然
それにしても、ウォルマートですらやっていない自動車販売を行うとは、アマゾンも凄まじい攻勢ですね。
課題の多そうなこの販売方法を許可したBMWも凄いのですが、流通網を作ったアマゾンはさらに上を行くと思います。
アマゾンは最早商社の様な存在となりつつある様です。
BtoBでは無くBtoCの商社です。
インターネットと既存の配送ツールを組合わせる事でそれも可能になった様です。
そのうちコストコ辺りと提携して、肉ブロックとか業務用食材とかを個人や業者に納入しそう。
ちなみに、アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス氏は、ブルーオリジンと言う会社を設立し、宇宙開発にも乗り出しています。
Market Hack:アマゾン・ドットコムのジェフ・ベゾスCEOの宇宙事業で打ち上げ失敗 民間宇宙開発が熱を帯びてきている
将来的には宇宙エレベータやスペースプレーンを使った宇宙への配送や、資材供給に力を入れるんですかね。
最早商社も超えている様に思えます。
夢はさらに広がりますな。
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