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MRJの先行き おまけ - 軍事目的でもある?

先日MRJの先行きについて記載しました。

理経済:MRJの先行き - 航空機メーカーの難題

航空機メーカーの大手は、往々にして軍事関連企業であり、軍用機は取替え頻度が多い事から潤っています。
民間利用を旨とするMRJやそれらの後継機によって、三菱航空機が世界ランキングの上位に食い込むことは無いでしょう。

さて、ここからが問題です。
彼らだってこの構造は知っているはずなのに、なぜその様な事をするのでしょうか?
悲願の国産航空機だからととか、技術的な挑戦がしたいという意図もあるのでしょうが、本当にそれだけなのかは少々疑問です。

思うに、このMRJも軍事的な意図があるのではないかと考えています。
それは飛行機を軍用輸送機として転用するというだけではなく、パーツ等の保守用資材を作ったり、既に開発しているの国産戦闘機に使用するための技術開発やそれに伴う実験要員になる様な気がします。

日本では、以前から平和目的での利用を標榜しつつ、裏では軍事転用を目論んだり、あるいはいざと言う時に技術移転できる様にしていた事が何度かあります。

有名なのは高速増殖炉もんじゅです。
もともとは使用済み核燃料を再利用しプルサーマルを燃料作り出すことで、エネルギー資源の少ないこの国のエネルギー政策に資するものでした。

しかし、プルサーマルの作り方を見ると、その過程でウラン濃縮を行っています。
ウラン濃縮とは、ウランの中で核分裂を起こしやすいウラン235を取り出す技術です。

プルサーマル

四国電力:かんたん解説プルサーマル

これは核兵器の開発に必要な技術です。
イランや北朝鮮で核開発が騒がれていますが、それは彼らが国際条約(核不拡散防止条約)を無視し、この技術を勝手に開発していたからです。
日本は勝手ではないので問題にはなりませんが、それ位重要な技術です。

この様に、もんじゅの技術は核兵器に転用が可能です。
当初は平和利用が目的だった様ですが、何時の頃からか、外務省が他国との交渉のカードとして使う為に、核転用を言い出した様です

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ちなみに三菱重工の管轄だそうです。

他にもまだあります。

メガフロートと言う物・技術があります。
これは洋上に巨大な土地を浮かべる物です。
言葉だと表現し難いのですが、写真としてはこんな感じです。

メガフロート

日本経済新聞:「羽田」目指したメガフロート、原発へ

記事にある通り、空港への平和利用が目指されていました。

しかしこれ、埋立てと異なり土地が海の上に浮いている為、動力をつけると移動が可能です。
見た目からわかる通り、これが動けば空母でしかありません。
海外からは日本の空母開発だと随分非難された様です。

wikipedia:メガフロート

政府にその意図があったかはわかりませんが、誰の目からも明らかなのですから、多分あったのでしょう。
ちなみにこちらも三菱重工が関わっています

思うに、MRJもこういった流れの一環なのではないかと思います。
近代の戦争では給油やパーツ・武器弾薬等の補充など、後方支援が重要であり、費用負担も大きいらしいですからね。

憲法9条改正等、自衛にせよ支援にせよ、何もできないでは仕方ありません。
作っているのが三菱系と言う事ですから、強ち間違いでもなさそう。
国産ステルス戦闘機も作ってますし。

まあ、三菱は巨大だから色々なものに関わってはいるのでしょうが、どうも民間航空機を作るだけとは思えないんですよね。
どうなることやら。

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