« 持たざる国は何でも売る - パスポートと無税の販売 | トップページ | この番組が面白い - 太鼓持ちの達人 »

なぜトヨタは燃料電池車の特許を開放したのか おまけ - 車載OSの世界事情

3回にわたり、トヨタ水素エンジン特許無償開放について見てきました。
無償開放してもかなりの優位性が保てる為、結果として勝ち抜き、利益が出ると踏んでいるのだと思います。

理経済:なぜトヨタは燃料電池車の特許を開放したのか① - 3つの狙い
理経済:なぜトヨタは燃料電池車の特許を開放したのか② - OSの重要性
理経済:なぜトヨタは燃料電池車の特許を開放したのか③ - ハイブリッド技術の拡張

そのシリーズを書いている時に見た資料が興味深かったので、ちょっと抜粋。

自動車OSは、その重要性に気付いた欧州が標準化に向けて動いている様です。
その名も"AUTOSAR"、ドイツが主導しているようです。

AUTOSAR

経済産業省:産学連携ソフトウェア工学実践事業(高信頼組込みソフトウェア開発)の概要について PDF

日本でも対抗馬として"JASPAR"を作っています。
能力的にはAUTOSAR以上の様なのですが、普及率は今一つっぽいです。

そもそも名前に「J」が付いている辺り、世界に普及させる気があるのか少々疑問。
よほどTRONの方がトヨタにくっついて普及率が上がりそうです。
モノとしては良いみたいなので、両者が合流してくれると普及率も上がりそうなのですが。

なお、AUTOSARにはコアメンバーがいるそうです。
先ほどの資料を見るとこんな感じ。

AUTOSARのメンバー

欧州発なのでダイムラーフォルクスワーゲン等の欧州勢がコアメンバーに多くいます。
日本からはトヨタのみがコアになっています
ルノーが入ってないのはちょっと意外。

驚くのは米国勢。
直接・間接含め、ビッグ3(GM・Ford・クライスラー)が全員コアメンバーに入っています
直接お金にならないはずのOS開発が、実は極めて重要である事をよく理解しているんですね。
恐るべし。

|

« 持たざる国は何でも売る - パスポートと無税の販売 | トップページ | この番組が面白い - 太鼓持ちの達人 »

企業」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528305/61262452

この記事へのトラックバック一覧です: なぜトヨタは燃料電池車の特許を開放したのか おまけ - 車載OSの世界事情:

« 持たざる国は何でも売る - パスポートと無税の販売 | トップページ | この番組が面白い - 太鼓持ちの達人 »