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ドコモの経営戦略① - アップルのシェア

先日iPhoneを導入したドコモですが、携帯純増数が減少しています。

NTTドコモは純増数が9万3400件(10月は3万7100件)、MNPの転出超過が6万8600件(同9万3100件)となり、いずれも改善した。9月20日の発売以来、品不足が続いていた米アップルスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5s」が11月下旬から店頭にそろい、予約分の受け渡しが進んだことが要因。
>>11月携帯純増数、ドコモは改善 ソフトバンク首位堅持

携帯電話3社の月別契約純増減数

昨今、ドコモの携帯純増数が減少している事から、「殿様商売だから」とか、「iPhoneを導入しないからだ」とか言われています。
しかしiPhoneは導入したものの、契約数は相変わらず低調です。

ドコモがiPhoneを導入しなかった理由として語られるのは、販売台数のノルマが厳しいからと言われています。

すまほん!! - iPhone 5Sにドコモロゴが載る日―なぜドコモとアップルは今まで共闘できなかったのか?

それは勿論その通りなのでしょうが、どうもそれだけとは思えません。
今回は"docomo"のロゴをiPhone5S発表時に表示するなど、アップル側がドコモ側に対しかなり譲歩した節が見られます。

また、iPhoneは日本でこそ巨大なシェアを持っていますが、世界的に見るとサムスンに押され気味です。

こちら↓は世界のスマートフォンのシェア。
アップルのシェアはサムスンの半分以下と言うのが現状です。

スマートフォンの世界シェア

CNET Japan:サムスン、世界スマートフォン市場でシェア減少も首位を堅持--IDC第2四半期調査

iPhoneのシェアが8割に達している日本にいるとわかり難いのですが、iPhoneは劣勢に立たされているのが現状です。
WSJは日本と世界のギャップを踏まえ、日本をアップルにとっての「金鉱」と評しています。

WSJ:アップル、日本が思わぬ「金鉱」に

これを考えると、アップル側がドコモに対して強気に出たとは到底考えられません。
ソフトバンクとKDDIのシェア合計とドコモのシェアは概ね同じ位

アップルにとって、ドコモを取り込む事は市場を倍にする事と等しいわけですから、交渉はドコモにとって有利な展開となるでしょう。
高圧的な販売台数を設定できたとは考えにくいです。

ではなぜドコモはiPhoneの導入を見送り続けたのでしょうか?
私は販売台数の様な交渉でどうにかできる事案ではなく、もっと根本的な経営戦略があったように思います。

それは何かと言うと…
続く

理経済:ドコモの経営戦略② - Googleがスマホを発売

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