貿易収支がまた赤字
2013年10月の貿易収支(速報)が発表されました。
1兆907億円の赤字と、過去最大級の大赤字です。
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1兆907億円の赤字だった。赤字は16カ月連続と最長を更新した。赤字額は単月として3番目の大きさで、10月としては2012年の5562億円を大幅に上回って最大だった。
>>貿易赤字1兆907億円=過去3番目の額、燃料輸入増―財務省
前民主党政権が解散をしてからおよそ1年経ちました。
円安になれば貿易が回復して景気が良くなると言われ続けてきましたが、一体いつになったらその片鱗が見えるのやら。
ここ1年、貿易収支はほぼ一貫して赤字をキープ。
グラフを見る限り、円安だろうが円高だろうが、貿易収支的にはあまり変わらないっぽいですね。
あまり為替に注視し過ぎるのは良くなさそうです。
また、単に為替の影響だけでなく、エネルギー輸入額の増大も影響しているのでしょう。
そうなると、輸出の振興だけでは稼ぐ手段が無くなりそうです。
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