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使えるのか否かに迷うYK値

最近知ったのですが、機関投資家向けの情報として出回っているもので、YK値と言うものがあるようです。

YKS手法とは、特許権の価値が独占排他力にある点に着眼し、それを指数で表現する特許の価値評価手法である。…(中略)…特許庁が公表する特許ごとの手続履歴から競争相手からのかかる行為を抽出し、その頻度や、程度を競争相手が費やした手続費用の観点から集計し数値化する。またこの手法により算出される値をYK値と呼ぶ。
>>特許価値評価手法:YKS手法とは何か?

工藤一郎国際特許事務所:特許価値評価:YKS手法

企業の特許力を数値化したもので、その会社が持っている特許を金銭的に評価するとの事です。
確かに、買収案件とかだと特許の様な無形資産は評価が難しいので、有難い指標ではあります。

個人向けには公開されていないものですが、機関投資家の間では(一応)出回っているようです。
調べてみると、何年か前に週刊ダイヤモンドに載ったとか。
技術立国なので、そういう指標が無いのは、むしろ不自然なのかもしれません。

しかし特許は、どちらが先かと言う特許権の前段階の訴訟も多いですし、出したり引っ込めたりとか色々面倒です。
また、製品化されないと、どの特許が使える休眠特許なのかよくわかりません。
すでに製品化されているものは判断しやすいのですが…。
まあ、パテント・トロールとかに食い物にされるよりは良いのでしょうが。

ばりゅのブログ:YKS手法によるYK値の計算には、誤りがあるのではないだろうか

使えそうな気はするのですが、今一つピンと来ない感じです。
何とか使えないものでしょうか。

追記:
今日のWSJに特許の話が出てました。
知財の訴訟合戦は過熱しているようです。

WSJ:特許荒らし業界の拡大と変ぼう-企業の味方も登場

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

http://totsukyo.seesaa.net/article/300565747.html
によれば、YK値を算出する特許出願について、株式会社パテント・リザルトの特許出願が先願として引用した拒絶理由通知がされたそうです。

もしかして、株式会社パテント・リザルトの特許権を侵害していると大変なことですね。

投稿: ぐーちょきパー | 2012年11月18日 (日) 19時24分

ぐーちょきパーさん
コメントありがとうございます。
またお返事が遅れすみません。

特許の指標なのに特許権問題を抱えているとは
ブラックジョークですね。

まあ使う側としてはどっちの特許でも関係ないのですが、
もう少し社会に浸透してほしいというのが
YK値に対する私の考えです。

投稿: なる | 2012年12月31日 (月) 00時19分

YK値が高い特許を持っている企業の株価が上がるってやつですよね?技術が製品になり、市場に認知されるまではタイムラグがあるから。
最近また話題になってますね。
YK値を融資の審査項目に入れる金融もあるって。

指標としては面白いと思うけど、将来的に制度が上がる方向より、どんどん当てにならなくなる可能性はあるよな。YK値上げることはできるわけだから。。使い方、社会への出し方間違うと何でも無い数字遊びになっちゃうね。

投稿: やばやば | 2016年3月26日 (土) 00時10分

やばやばさん
コメントありがとうございます。

この手の指標が正しく機能するのは社会的認知がそこそこな時まででしょう。

マスコミにせよ格付けにせよSEOにせよ、
指標が高ければ評価されるとわかると、多くの企業がランクを上げる為だけの行為をしてきますから、
逆に精度は悪くなってしまうかもしれませんね。

投稿: なる | 2016年3月27日 (日) 21時48分

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