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中国も減速?

バロンズで中国の動向について語っています。
統計を見ると、GDPに対する個人消費の割合が下がっています
代わって政府の投資割合が増えています。

中国は設備やインフラへの莫大な投資を継続しており、規模、スピード、期間のいずれの面でも過去のアジア諸国のケースを凌駕している。しかし、投資と表裏を成す消費の面で中国は弱い。個人消費の総支出に占める割合は約35%と、70%に近い米国の個人消費の対GDP比の半分にすぎない。それにはさまざまな要因があり、例えば医療や老後の保障が手薄なために、個人は貯蓄に励まざるを得ない状況にある。

中国の政府支出と家計消費、住宅用不動産

>>【バロンズ】落ちゆく中国‐高まる経済への懐疑論

こうやって見ると、内需が活性化しているわけではないようです。
固定資産(住宅用不動産)に対する投資額は、対GDP比15%と、年々増えています
ちょっと水準が高いですね。

日本の実質住宅投資(対GDP)

豊かで、健康で、活動的な、人生を目指して:資料 : 住宅関連マクロ指標
野村HD:世界の中の日本 PDF

公共投資はかなり加速しているらしく、「矮寨大橋」はとんでもないド田舎に作られているようです。
本当に投資効果があるのでしょうか?

矮寨大橋からの風景

見た感じ、あまり車は走っていないようです。
こちら↓は橋からの風景。

矮寨大橋からの風景2

立地的に貿易がし難そう。
橋一つで発展するようには思えませんが。
ここだけの事例であればいいのですが、他でもやってるとすると、問題ありですな。

日本の場合、無駄な建設が経済成長の中で繰り返されました。
成長している最中は気にならないのですが、成長が止まるとその問題が出てきました。
その頃には既得権が根付いてしまい、公共投資は止められなくなりました。
中国はどうなるのでしょうか。

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