« 日本の借金を考える② - 見るべきポイント | トップページ | 武田薬品が勝利 - 追徴課税騒動 »

太陽光発電大手のQセルズが破綻

昨日ニュースを見てビックリ。
なんとドイツの太陽光パネル大手、Qセルズ破綻しています。
Qセルズと言えば、2007年に世界一の太陽光発電量を誇った企業なのですが、それが破綻するとは、業界が末期状態なのでしょうか。

Qセルズの破綻は、まだ新しいながらも順調に拡大している太陽光発電業界の代表的な企業が、急速に衰退したことを象徴する例となった。Qセルズは2007年に太陽電池セルの生産で世界首位に立ち、当時の時価総額は約80億ユーロに上った。現在では5000万ユーロにも満たない。
>>Qセルズ、破産法適用を申請

今まではソリンドラゾロンの様な、ベンチャーみたいな会社がバタバタ倒れていただけですが、こちらは完全に大手。
業界構造の変化が見て取れます。
ちなみに日本一のシャープ京セラは彼らより下です。

理経済:太陽光発電では日本の雇用は生まれない

気になるのはスペインです。
スペインは太陽光発電が多い国で、よく「スペインは太陽光でクリーンな国を作った!」と言われ、環境問題の引き合いに出されます。

しかし、スペインで太陽光発電が盛んなのは、クリーンエネルギーが儲かりそうだからやってたわけで、別に環境の事はあまり考えていません
彼らはユーロの後ろ盾により低金利でお金をかけまくり、太陽光に補助金を出しまくっていました。

結果、太陽光発電はバブり、多数の企業が生まれました。
しかし暫くして景気が悪くなると、企業はバタバタ倒れ、スペインは欧州のダメな国に位置するようになりました。
その後のお騒がせ状況は皆さんもご存じのとおりです。

ECO JAPAN:太陽光発電 スペインの教訓―固定価格買い取り制度の光と陰
ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「東京編」:スペイン 太陽光発電事業家が破綻しまくり??

この破綻を切欠に、欧州の太陽光への投資意欲が減退し、スペインの経済に影響を与えるのではないかと不安に思っています。
幸か不幸か、弱い企業は事前にバタバタ潰れてくれていたようなので、大事にはならないと思いますが。
ノリでやると碌なことになりませんな。

|

« 日本の借金を考える② - 見るべきポイント | トップページ | 武田薬品が勝利 - 追徴課税騒動 »

企業」カテゴリの記事

コメント

はじめまして、私「役立つ面白グッズ紹介」を更新しています、大枝と申します。
いつもブログを拝見させてもらっております^^
もしよろしければ、相互リンクお願い致します。
それでは失礼致します。

投稿: 大枝 | 2012年4月10日 (火) 11時45分

大枝さん
コメントありがとうございます。

相互リンクにお誘いいただき有難いのですが、
少し当ブログの方向性とずれるので、
申し訳ないのですがお断りさせていただきます。

投稿: なる | 2012年5月 4日 (金) 17時58分

太陽電池はローテクですので、補助金がないと先進国では無理です。当然の結果だとおもいます。先進国の企業であるにも関わらず、いつまでもローテクにしがみついた結果では?太陽電池の発電効率が、これまでよりも飛び抜けて高い材料を確か日本が開発しています。この材料及び特許をどうするかはこれからだと思います。

投稿: 経済はど素人 | 2012年6月 1日 (金) 20時16分

経済はど素人さん
コメントありがとうございます。
お返事が遅れすみません。

太陽電池はローテクですし、
もう一つの問題としてエネルギーである点です。
効率性ではなく、如何に安価で提供できるかが重要です。

今までは電気量を下げる代わりに税金で賄っていました。
これでは単なる誤魔化しです。

要するに質より量の世界です。
今の状態で日本が出ていくのは難しいですね。
特許を売るとか使うかというより、新しい太陽光発電の形を作れるかのほうが
重要だと思います。

投稿: なる | 2012年6月24日 (日) 21時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528305/54392602

この記事へのトラックバック一覧です: 太陽光発電大手のQセルズが破綻:

« 日本の借金を考える② - 見るべきポイント | トップページ | 武田薬品が勝利 - 追徴課税騒動 »