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日本の借金を国際比較 - 世界一の借金大国

最近、当ブログにも日本の債務問題に関わる検索ワードでいらっしゃる方が増えています。
それだけ関心があると言う事でしょう。
地震の影響もあって借金は増大、燃料費の増加で貿易赤字に転落と、不安な要素が天子盛りです。

日本国債のデフォルト(債務不履行)に備えた保険料率(日本国債の想定クレジットリスクを示す指標)はここ数週間で急騰し、ギリシャ債務危機が最高潮に達した昨年10月以来の記録的水準に迫っている
>>高まる日本国債への警戒感―CDS価格上昇や格付け見通しに身構える投資家

CDS価格の比較

そんな国債問題なのですが、いろいろ見てみると、意外と債務残高の国際比較がありません。
よく見るグラフとしては、GDPに対する国債残高の比較なのですが、絶対額の比較は無かったので、掲載してみます。

こちら↓は以前セミナーでもらったもの。
こうやって見ると、日本の債務は米国の上を行くんですね。

国債の国際比較

これだけでは情報基として怪しいので、もう一つ。
こちら↓は先進国の国債残高の比率です。

国債発行残高の国際比率

シティグループ世界国債インデックス PDF
日興アセットマネージメント:シティグループ世界国債インデックスとは

こうやって見ると、日本の国債残高は、世界一なんですね。
しかも世界の借金の3分の1は日本のものと言う事になります。
ここには出していませんが、欧州債(EMU国債)が27%強なので、欧州全体よりも日本の債務の方が大きい計算です。

中国やインドなどが入っていないとか、円高の影響もあるという突っ込みもあるでしょうが、それを含めても世界の25%位はあると思われます
日本は文字通り、世界一の借金大国なのです。

日本の資本がプラスなのかマイナスなのかよくわかりませんが、自己資本比率はかなり低いのでしょう。
今は持株会に支えられていますが、大丈夫なのでしょうか。

追記:
なんか中韓が日本国債を買ってくれるそうです。

理経済:韓国国債の現状

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

世界一の借金大国はアメリカで、世界一の債権大国は日本。ミスリードしないように。

投稿: | 2012年2月16日 (木) 17時52分

コメントありがとうございます。

面白そうなので、本文にて回答させていただきます。

投稿: なる | 2012年2月18日 (土) 01時57分

国の借金だけみるとそうですが、民間の借金もみないと全体を見る上ではどうかと。
国際収支の均衡という意味では日本もアメリカもダメダメですが。
どのみち誰かが借金しないとお金が増えない仕組みですし、借金を悪とするなら紙幣の発行権を国に戻す等の措置なんかもあります。

投稿: | 2012年3月13日 (火) 16時19分

2コメさん
コメントありがとうございます。
お返事遅れてすみません。

こちらも本文にて回答させていただきます。

投稿: なる | 2012年4月 2日 (月) 00時52分

回答はこちらで用意しております。
http://rikeizai.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/--7cfb.html

投稿: なる | 2012年4月 2日 (月) 01時08分

2コメさん 追記
>どのみち誰かが借金しないとお金が増えない仕組み

仰る通りで、結局「信用」創造なので、
貸すという信用行為がないと何もできません。

日銀から政府に、通貨発行権が移っても、
債務残高がマネーサプライなどに変わるだけで、
本題は何も解決しません。

>民間の借金
個人的には民と官はある程度分ける方が良いと思います。
民が持っているものは借金ばかりではなく、
資産も持っています。
国民経済計算を見ると、それが上乗せされ、
日本の正味資産(純資産)が大幅にかさ上げされています。

しかし、民のものは、彼らの都合で簡単に動かせるものです。
余り当てにしすぎると足元をすくわれかねないので、
ある程度、分離して考えた方が良いと思います。

どうしても国家のBSに入れたいのなら、
巨額の増税で、自分の懐にお金を入れるしかありません。

投稿: なる | 2012年4月 4日 (水) 00時21分

下記の事項を区別して日本の借金を論じるべきではないでしょうか?
①誰が借金(日本政府)
②どこからの借金(国債の95%は日本国民が購入)
 これがどうして国の借金(日本の債務)となるのか?
③円で返すのか?外国通貨で返すのか?
④あなたの言う借金とは国債の事だけですね?
⑤借金が1000兆円近いがその内訳
⑥毎年日本は国債による。予定どおり金利分を支払っています。
 どうしてその国の借金が問題なのですか

投稿: 私は経済の素人 | 2012年5月26日 (土) 17時01分

私は経済の素人さん
コメントありがとうございます。

理論の整理のために、ご指摘の観点を分けて考えるのは重要だと思います。
以下私なりの回答。

>①誰の借金
正確には日本政府の債務です。
尤も、破綻すれば年金や銀行を通じて国民がとばっちりを食らいます。
上述の「2コメさん 追記」のコメントもご参照ください。

>②どこからの借金
日本政府が借金し、日本国民が貸しています。
国家のお金≠国民のお金なので、財布は分けて考えるべきです。
政府が自身の資産として持っていない限り、
誰が持っていたとしても、政府の借金の額自体は変わりません。

>③円で返すのか?
日本の場合、ほとんど円建てなので、返済も円になります。
日銀に円を刷る権限があるので、最悪彼らに引き受けさせることも可能です。

しかし、思うに彼らに押し付ける位までいくと、
「誰も買う人がいないのか?」という、
円そのものの信頼性に疑問符がつくので、止めた方がいいです。

>④あなたの言う借金とは国債の事だけ
上述のブログは国債のみに焦点を当てています。
私自身は地方債等、最終的に国が保証するものも含めて考えるべきと思います。

>⑤借金が1000兆円近いがその内訳
負債の内訳だけ見てもあまり意味がないと思いますが、
その辺りは財務省などが出しているでしょう。

また、細かい資産の内訳は内閣府や日銀が出しています。

>⑥予定どおり金利分を支払っています
支払えなくなったら破綻です。
支払えなくなりそうかどうかが重要なのです。
ちなみにギリシャは、今までちゃんと利息等まで払っています。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM14041_U2A510C1000000/

投稿: なる | 2012年5月27日 (日) 00時21分

>支払えなくなりそうかどうかが重要なのです
確かにそうですね!
中央日報、朝鮮日報、東亜日報を愛読されたらわかりますが、去年の9月頃に、韓国国債が売れるかどうかを、懸念し、利息が払えるかどうかを心配する記事が掲載されていました。毎年その状況である事はこれらの3報を読んだらわかります。
また今年も3月ごろの中央日報にタイが韓国国債を大量に購入した事を警戒する記事が掲載されていました。『タイによる韓国国債の投げ売りを防止しなくてはならない』と確か記述していました。
日本では国債が売れるかどうかとか、投げ売りを警戒しろとかの記事を一般誌でみた事は一度もありません。
韓国の国債が人気というのは、『投げ売りを防止』という記事から伺える事は、投機筋にとって人気という意味ではないですか。日本政府が韓国国債購入の意思表示を示したのは、韓国国債がもしかすると『投げ売り』されているのかなと私は推測しています。

投稿: 経済はど素人 | 2012年6月 2日 (土) 11時47分

統計の取り方
・日本 国債発行残高累計そのもの
・世界中 上記 ー 政府の資産(金融資産、場合によっては、含む非金融資産)

聞いています。世界中の統計方法では、日本は金融資産を引いただけで約半分になりますよね。
(大企業が、莫大な借金をできるのは膨大な資産を有しているから。日本政府の資産は大企業どころではない。)

投稿: 団塊 | 2015年9月 4日 (金) 16時32分

団塊さん
コメントありがとうございます。

統計のとり方もそうですしそもそも債券の中身も違ったりするので、
必ずしも統一的に比べることは出来ません。

そうは言っても比べないと事態が理解できないので、
一つの基準として投稿した様な基準があります。

>金融資産を引いた
金融資産に限らず固定資産などを加味したりする場合がありますが、
これはかなり危険な考え方だと思います。
ぶっちゃけ詭弁です。

日本国政府の金融資産の多くは年金支払のための運用寄託金や、
地方公共団体への貸付金、外貨準備用の米国債などが多く含まれています。

固定資産については高速道路や水道設備なども多く、
基本的には売却が難しいものです。
差し引いて~というのは危険です。

そうなると消去法的にGDP対比で見るのが、
一番実態に近いと考えます。

投稿: なる | 2015年9月 6日 (日) 23時24分

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