予算がつかない外国人無料招待
観光庁が企画した、外国人訪問客の呼び込みが頓挫してしまったようです。
比較的少額な予算の申請だったのですが、断られてしまったとか。
2012年に1万人の外国人観光客を旅費無料で招待する計画だ。 ところが、予算審議が進む過程で、多くの人の夢見た日本訪問が夢のまま終わることが決まった。「来年の無料航空券はなし。以上」。予算が認められなかったのだ。…(中略)…同支部の広報担当者、カイリー・クラーク氏は「世界中で数千人ががっかりすることは承知している。ただ、津波で破壊された都市、町、村がなお復興資金を必要としているときに、日本政府が無料航空券を提供すればどれだけ無神経に映ったか、ということをご理解いただきたい」と書いている。
>>外国人1万人の無料招待、予算認められず
予算請求は11億円。
思っているほど大きくありません。
意外と外国人は楽しみにしていたようなので、少し驚きです。
残念がっている外国人に対し、観光局ロンドン支部のカイリーさんのナイスフォローで反発は無い様です。
寄せられているコメントも、単なる言い合いではなく、賛否共に説得力があります。
えらく重くて見難いですが、ぜひご覧ください。
個人的にはこの案に賛成です。
今のこの国は、投資と活気を呼び込む必要があります。
東電にはこういうところに寄付金のような形でお金を出させたいです。
コメントで「来れるだけのお金がない人に無料券を配ってどうする」なんて話がありましたが、意外とただ効果は大きいです。
例えばカナダは住んでるだけでただで国籍をくれますが、そのおかげで移民が多く、勝手に人口が増えます。
観光に来た人がそのまま住み着いてしまっても困りますが、ただ効果は宣伝としては十分に価値があります。
日本文化や、言語の売り込みを考えれば、安いものです。
また、原文のコメントで、放射能を気にしていないのが笑ってしまいます。
さすが新聞で「チェルノブイリは思ったほど酷くなくてよかった」とか書いている国だけあります。
総会で提案してみますか。
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