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曲がり角の太陽光発電

石油メジャーBPが、太陽光発電事業から撤退するそうです。
てっきり原油事業だけの会社だと思っていたのですが、40年も前からやっていたそうです。

同事業を担うBPソーラーをめぐっては、世界経済の先行き不透明感が根強いため長期的な収益を維持するのが難しくなったという内容の社内メールをマイク・ペトルッチ最高経営責任者(CEO)が送付したと報じられていた。広報担当者は報道内容を認め、「この事業から利益を上げようとしたが苦戦した」と述べた。
>>BP、太陽光発電事業から撤退へ

昨今、太陽光発電はめっきりで、さっぱり儲かっていません。
日本ではヤンヤヤンヤと言われていますが、世界的にみると低迷しており、補助金によって生活しているような状態です。

理経済:太陽光発電では日本の雇用は生まれない

また、同記事によると、ドイツの太陽光発電パネルメーカーのソロン(ゾロン)も破綻したとの事。
太陽光にはお金が回っていないようです。
米国で、まだマシな業績を上げているファーストソーラーも、ロビー活動による補助金の吸い上げで、体裁を保っているようです。

Bloomberg:米ファースト・ソーラー:加州での政治関連支出、BP北米部門上回る

株価の方もめっきりです。
2年間の株価推移は、ファーストソーラーも、中国の太陽光企業サンテックも、全然冴えません。

太陽光発電メーカーの株価②

Yahoo!Finance:First Solar, Inc. (FSLR)

青線:ファーストソーラー 赤線:ダウ平均 緑線:サンテック 黄緑線:IBM 水色線:BP

太陽光発電の技術自体は日進月歩で進歩しています。
例えば、先日は紙とインクの半導体が開発されました
ソーラー発電の要は半導体ですから、これは新たな可能性を指し示しています。

しかし、現実問題として、お金が続かない状況があります。
太陽光発電は分岐点にさしかかているようです。

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