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売る方が悪いのか、買う方が悪いのか

最近、毎月分配金型の投信が流行っています。
また、配当金が出ない会社はダメな会社というのが、日本では主流です。
しかし、分配金にせよ配当金にせよ、基準価格や株価が下がっているんですから、含み益が現金化されただけなんですけどね。

目先の嬉しいことの満足感って、過剰に大きく見えてしまうってこと。目の前のおやつがとてもおいしそうに感じられて、長期的には望ましいはずのダイエットに失敗しがちなこともよくこの考え方で説明されるよ

近くのものを過大評価

>>心理学で分析する「毎月分配型投信」の人気

同僚に、この手の商品を売っている営業の人がいるのですが、やはり売り易いそうです。
商品自体は色々持っていくそうですが、「お小遣い感覚で分配金が受け取れます!」というと、えらく食いつきが良いとか。

また、大学院の同級生で、サブプライムローンを売り歩いていた人が方がいらっしゃったのですが、やはり配当部分が大きいとの事。
将来の複利より、今の単利に食いつくのは、万国共通のようです。
日本は特にきついようですが。

しかし上で見たとおり、これらの商品は必ずしも有利な物ではありません。
売る方もさぞや心苦しいのではと思いきや、「勝ったら自分の実力、負けたら俺らの所為。納得するものを売るのが一番良い」との事。
確かに。

それに、調べれば有利か不利かなんてすぐわかるのに、それをしないのはお客の怠惰。
それで満足するのならそれでもいいのかもしれません。
嘘をついているわけでもなければ、押し売りしているわけでもありません(少なくとも家は)

結局、両方が欠陥を抱えたまま持ちつ持たれつな状態なわけです。
買い手は勉強不足、売り手は営業色が強め
両方それなりに責任があるという事です。

ちなみに、海外では配当金を出さない会社は結構あります
というか、配当金を出す会社は成長が止まった会社、安定株というのが普通です。
配当金を出さない企業としては、バークシャー・ハサウェイアップルが有名です。

Yahoo!Finance:Berkshire Hathaway Inc. (BRK-A)
Yahoo!Finance:Apple Inc. (AAPL)

配当金が出ないので、「Dividends & Splits」の部分がほとんどN/Aです。
グーグルなども出していません。
自分達が使った方が利益が出ます!という自信の表れであり、事実それに応えているからこそできる事です。

日本の場合、IRに行くと、規模に変わらずやたらと配当性向を強調されます。
また、総会や説明会でも株主は配当ばかり。
伸び盛りの企業に言う事ではないでしょうに。
このあたり、風土の差が出てるんですかね。

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