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各業界の寡占状況

世の中には色々な業界があります。
投資家としては、独占的な企業に投資するほうが、リスクが平均化されており、ディフェンシブ的になります

一方、独占企業がいないような、自由競争の市場では新規参入がしやすく、それだけ競争が激しくなります
就職する場合にも、独占的な企業に入った方が、老後の安定はより確定的になるわけです。

では、各業界の独占度合いはどのように調べればよいのでしょうか?
これを知るためにはHHI(ハーフィンダール・ハーシュマン指数)があります。
式で書くとこんな感じ↓。

ハーフィンダール・ハーシュマンインデックス

公正取引委員会:用語の説明

分散の式の分子部分と同じような式です。
値が高いほど独占が進んでいます。
最大は完全独占(シェア100%)の時の10000です。

これを基に、各業界について解析すると、こんな感じ↓になります。

HHIから見る各業界の寡占度

公正取引委員会:平成19・20年生産・出荷集中度調査 累積生産集中度

こうやって見ると、マヨネーズや炭酸水等の食品関係では、慢性的に寡占化されていることがわかります。

考えてみれば、コンビニの炭酸コーナーでは、コカ、ペプシ、サントリー、アサヒ等の大手ばかりで、意外とメーカーの種類が少ない事がわかります。
食品がディフェンシブ的なのは、こうやって考えても証明できます。

一方、電気業や自動車のHHIは言う程高くありません。
車はわかるのですが、電気が自由競争というのは、実感とあってない気もします
国内で見ると数がそこそこあるからなんですかね。

証券や銀行は非常に自由で、熾烈な争いをしているのも興味深いです。
華やかそうな産業に見えますが、新しい企業がポコポコできたり、ゾンビ銀行が残っている様で、シェアはばらばらです。
実力が無いと生きていけない、過酷な産業ともいえます。
安定的ではないですね。

市場調査はイメージだけでは駄目なようです。

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