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メモリー市場が不調

相変わらずメモリ業界が不調のようです。
半導体そのものは、太陽光発電ブームのおかげでイケイケなのですが、安売り合戦になっているようです。

主力のNANDフラッシュメモリーの市況について、「マーケット自身は決してよくない」と述べた。パソコンの販売不振や欧米の経済情勢の悪化などが背景にある。円高の負担もあり上期の半導体事業の営業利益予想には下振れのリスクがあるとしている。
>>NANDフラッシュは市況悪化、欧米変調・円高で上期半導体利益下振れも

理経済:太陽光発電と化石燃料 - 地球の熱収支問題

DRAMの価格推移を見ても、めっきりです。

DRAMの価格

DRAMeXchange:DXI
理経済:LGが再び半導体事業へ?

この一年で価格が30%位下がっています
商売として成り立ちませんね。

つい2年前は、V時回復!とか叫んでいましたが、長期トレンドは下落気味のようです。
安価でそこそこ性能が良い半導体は、日本で作るより中国で作った方が良いようです。
最近では太陽光発電で雇用が生まれて~、とか言っていますが、多分日本の雇用よりも中国での雇用が生まれるでしょう。

一時的な回復ではなく、持続的な業界構造を作る必要がありそうです。
今後も一時的に沸く事があるでしょうが、長期トレンドは下であることは、よくよく理解しておくべきでしょう。

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