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2011年8月

今日は面接

本日大学の面接に行ってきました。
志望校は面接とテストが半々みたいなので、テストの前に面接でした。
社会人大学なので、面接は平日もOKでした。
仕事帰りにちゃちゃっと。

面接は転職面接と同じ感じで、何がやりたいのか、なぜ入りたいのか、など基本的なことでした。
ただ、大学院は行かなくてもいいという、ある種の逃げ道があったため、かなりリラックスしてしゃべれました。

一方、就職面接と異なり、将来の志~とかは少なく、いきなり、「何ができますか?」、「本校が合格させるメリットは?」という、直接的な質問ばかりでした。
こっちの方が性に合ってるので、やりやすかったです。

手ごたえは良い感じ。
後はテストですかね。
まあ、大学受験と違って、論文なので、ブログスキルを駆使して、やりぬきたいと思います。

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メモリー市場が不調

相変わらずメモリ業界が不調のようです。
半導体そのものは、太陽光発電ブームのおかげでイケイケなのですが、安売り合戦になっているようです。

主力のNANDフラッシュメモリーの市況について、「マーケット自身は決してよくない」と述べた。パソコンの販売不振や欧米の経済情勢の悪化などが背景にある。円高の負担もあり上期の半導体事業の営業利益予想には下振れのリスクがあるとしている。
>>NANDフラッシュは市況悪化、欧米変調・円高で上期半導体利益下振れも

理経済:太陽光発電と化石燃料 - 地球の熱収支問題

DRAMの価格推移を見ても、めっきりです。

DRAMの価格

DRAMeXchange:DXI
理経済:LGが再び半導体事業へ?

この一年で価格が30%位下がっています
商売として成り立ちませんね。

つい2年前は、V時回復!とか叫んでいましたが、長期トレンドは下落気味のようです。
安価でそこそこ性能が良い半導体は、日本で作るより中国で作った方が良いようです。
最近では太陽光発電で雇用が生まれて~、とか言っていますが、多分日本の雇用よりも中国での雇用が生まれるでしょう。

一時的な回復ではなく、持続的な業界構造を作る必要がありそうです。
今後も一時的に沸く事があるでしょうが、長期トレンドは下であることは、よくよく理解しておくべきでしょう。

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債券の不思議な動き

ここ数日、株価ががっくり。
毎日株価が下がり、為替は円安に傾いています。
なかには、これを好機と見て活動を再開する個人投資家もちらほら

ネット証券2位の楽天証券が東京都と福岡県に構えるコールセンターは終日、投資家からの電話が鳴りっぱなしだった。「今は買いのチャンスですよね?」。とりわけ多かったのが、投資から遠ざかり「休眠」状態にあった顧客が取引再開を求めてIDやパスワードを確認したり、取引のない人が新規の口座開設を求めたりする電話。
>>相場の底をかぎ取る「コジン」の勝算

うちも実際に電話が多いです。
まあ、経験的に言って、こういう人は儲かりません

そもそも休眠していたのは、致命傷を負ってリタイア状態だったからですし、新規の人は頭にお花が咲いてるし…。
儲かる事しか考えていないと、下がった時に運を逃すんですがね。

さて、そんな賑わいを見せる相場ですが、日本で騒いでいるのは米国のダウが下がっているから。
原因は米国債の格下げといわれていますが、そもそも肝心の米国債は暴騰中
本当に債券格下げが問題なのでしょうか?

米国10年債利回り2

Yahoo!Finance:CBOE Interest Rate 10-Year T-No (^TNX)

債券なので、下に行く程利回りが低くなり、逆に価格は上がっている事になります。
こうやって見ると、米国債が暴騰しており、リーマンショック後の最高値を抜かんばかりの勢いである事がわかります。

普通に考えれば、格付けが下がれば債券価格は下落するはずです。
東電の社債など、事例には事欠きません。
しかし米国債は逆を行っています

確かに、米国債の発行残高は巨大です。
こちら↓は投資セミナーでもらった資料ですが、日本と米国が突出しています。

国債市場の比較

米国債からの乗り換えは難しいので、売られないのはわかるのですが、買われる理由にはなりません。
債券の上昇は非常に不思議な現象です。

今回の株安や債券高は、格付け云々とは別の場所に、理由があるのかもしれませんね。

理経済:米国が景気回復への第一歩目を踏み出した

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だんだん孫正義がケネス・レイに見えてきた…

前々からソフトバンクの経営には疑問を持っていたのですが、ここ最近は特に?マークが浮かびます。
太陽光発電事業に乗り出してからは、その方向性がさっぱり理解できません
凡人には理解できないんですかね。

最近のソフトバンクはなぜかエネルギー事業にご執心。
色々なところで発電事業に乗り出す事を表明し、メディアも大絶賛。
政治家もよってきて大賑いです。
ニコニコでも奮闘しています。

ソフトバンクの孫正義社長とグロービス代表の堀義人氏が2011年8月5日の夜、公開討論会を行った。堀氏を含め孫氏を「政商」だと批判する人が多いことについて、孫氏は「たいがいにせい!利益は1円もいらない!」怒りをあらわにした。これに対して、堀氏は「政商」発言を撤回し、両者が肩を組み、握手をした。
>>「たいがいにせい!利益は1円もいらない!」 孫正義×堀義人 対談全文書き起こし

知事達や首相とも仲良しになりましたから、政治的に利用していると言う意見も出て当然でしょう。
本当のところはよくわかりませんが。

こういった一連の事象を見ていると、孫社長がケネス・レイに見えて仕方ありません。
ケネス・レイはエンロンの創始者で、支配者でした。
政治家とのパイプも太く、エンロンをさまざまな分野で成長させた"カリスマ"です

Wikipedia:Kenneth Lay

エンロンはもともとエネルギー事業の会社でした。
しかし、ITバブルに乗っかってIT事業に乗り出したり、金融事業に乗り出したりしているうちに、多角化が進みすぎて本業がなんだかわからなくなっていました

実際には儲からない事業を時価会計(の裏技)でかわし、キャッシュフロー経営で事業を継続させました。
どこかで聞いた会計手法ですね。
末期にはPLのみを公開し、BSは非公開で通しました。

多角化は、一見リスクを分散しているように見えますが、撤退が容易ではない会社経営では、むしろ足かせになります。
株投資のようなリスク分散効果は見込めず、変なところから火の手が上がります

さらに本業をわかりにくくし、最終的には何の会社だかわからなくなり沈没していきます。
ソフトバンクも、どうもそういう臭いがします。
もはや何の会社だかよくわからない。
太陽光発電は送電網を入手する布石と言う意見もありますが、う~ん。

人材面で見ると、エンロンにはケネス・レイというカリスマが、頂点に鎮座していました。
上述の通り、人望が厚く、政治力もありました。
その下にスキリングファストウ等、怪しげな人が群がり、会社は瓦解しました。
ケネスが隠れ蓑となり、会社の顔を演じることで、本質が覆い隠されていたわけです。

色々話を聞いていると、ケネスは結構"良い人"だったみたいで、破綻前は人気者だったようです。
ソフトバンクも、孫社長よりも幹部をもっとよく見た方がいいかもしれませんね。

色々な記事で引っ張りだこの孫社長ですが、見れば見るほどケネスに見えてしょうがないんですよね。
どうなることやら。

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燃える水 - シェールガスの環境問題

今話題のシェールガス
「環境にやさしい」天然ガスは注目されています。

一方で、日本は原発事故で、放射能を出さない、火力依存が加速しそうです。
しかし、それは他者や他国にリスクを移転しているに過ぎません

どんなエネルギーでも欠陥はあるもの
欠陥が表面化する場合もしない場合もありますが、いずれにせよリスクが消えるわけではなく、誰かがどこかで背負っているわけです。
金融商品と同じですね。

重要なのは、どこまでの利益が得たいから、それに対してどれだけのリスクを背負うのかと言うこと。
そして、どうやってリスクを分散し、安定化させるのかと言うことです。

理経済:エネルギーの分散① - 想定するのも大変

さて、前置きはこのくらいにして、本題に入ります。
先日、NHKオンデマンドを見ていたら、シェールガスについての番組(制作は他国)がやっていました。

NHKオンデマンド:ガスランド~アメリカ 水汚染の実態(前編)
NHKオンデマンド:ガスランド~アメリカ 水汚染の実態(後編)

シェールガスの環境汚染自体は、以前ブルームバーグにも載っていたので聞いていましたが、思った以上に深刻なようです。
映像で見ると説得力が違います。

スウィツァーさんは、自宅の井戸水が、メタン含有量が非常に多いために発泡錠剤を入れたように泡立っているのに気付いた。隣に住むノーマ・フィオレンティーノさんによると、自宅の井戸の厚さ8インチ(約20センチ)のコンクリート板がメタンの影響で吹き飛ばされたという。
>>富豪は生まれたが環境問題で地域は分断-米シェールガス開発の功罪

日経BP:米国で沸く「シェールガス革命」に待った

記事に指摘されている通り、掘削の際に化学薬品を大量に使うので、それが地下水に溶け込み川や井戸水を汚染するわけです。

映像では、民家の人が水道水にマッチを近づける実験をしていました。
普通ならなんでもないのですが、化学物質を大量に含んでいるため、一気に燃え上がり蛇口が暫く燃え続けていました

また、別の場所では井戸水にガスバーナーの火をあてる実験をしていました。
こちらも普通ならなんでもないのですが、この井戸では白い物がフヨフヨ浮いてきます。
化学物質に熱があたる事で、プラスチックが生成されたようです。

これが飲料水では、たまったものではありません。
実際、水道水は異臭を放ち、飲み続けている人々が、気分が悪いと訴えているそうです

しかしそれが現実。
住民はお金を握らされて、黙ってしまうわけです。
この辺りは自己責任が浸透しているアメリカらしいですね。

シェールガス会社はニューヨークの水源まで油井を掘ろうとしたので、さすがに偉い人達も待ったをかけた様ですが、激しいロビー活動に負けそうなだとか。
確かに、水道水が天然ガスに変わって、ミネラルウォーター生活になるだけなら、そこまで拘る必要は無いと考える人もいるのかもしれません

ただ、今度は水問題が表面化しそうです。

"きれいな"淡水は貴重な資源です。
安全で安心な飲み水、工業物をきれいにする水、あらゆる食料を作るために必要な水。
きれいな淡水が無ければ、生きていけません。

シェールガスで水を汚染してしまい、総量が減れば、水の奪い合いになります。
特に日本は水(仮想水)を大量に輸入しているので、ガスを輸入すれば、水の輸入で苦労すると言う悪循環です。

理経済:農地争奪戦と水資源
理経済:ブルーゴールドを見て

シェールガスは世界的な水保有国であるカナダでも掘っているので、水の総量は日に日に減っている事になります。
シェールガスはCO2を出さないクリーンなエネルギーだそうですが、まあ原発と大差ありませんね。

安全なエネルギーなんて存在しません
コストが高いとかチャチな話ではなく、そもそもそれなりの欠点があります。
どこまでリスクを取るのかが鍵と言うわけです。

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