やっぱりもたつく米景気
米国の雇用統計が公表されています。
相変わらず調子が悪いみたい。
「かなり厳しい数字だ」とし、「雇用する原動力が多少失われてしまった。個人消費の減速と相まって、雇用ペースの減速がしばらく続くのではとの懸念が生じている」と述べた。
>>5月の米雇用者:5万4000人増に急減速、失業率は9.1%に上昇
案の定、雇用状況の停滞が米景気の頭を抑えているようです。
FRBは経済危機になった時に、大量にお札を刷れば大丈夫だとか言っていましたが、ばら撒いたお金の割には良くならない様です。
日本が景気後退に陥ったとき、多くの"経済通"は日銀がお札を刷らないからだ、みたいな事を、散々言っていました。
日銀は国内からケチョンケチョンに言われていましたし、米国もその点を突っ込んでいました。
それを教訓に、FRBと米政府はお札を刷りまくったようですが、結局言うほどうまくは行かないようです。
お金を刷りまくっているおかげで資源価格が高騰し、消費を抑えると言った悪循環もあるようですし。
お金を刷れば万事解決なんて、甘いものではないと思うんですがね。
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