インド投信が買えるかも
インドが投資信託への外資流入を一部許可するようです。
インドは外国人による国内投資信託への投資を7月から認めることを検討している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が23日、政府当局者を引用して報じた。
>>インド:外国人による国内投信への投資、7月から認可もThe Indian government may allow foreigners to invest in local mutual funds from July, a senior official said Monday.
The government may cap foreign investments in local mutual funds at $10 billion, said the official who didn't wish to be named.
>>India May Allow Foreigners to Invest in Mutual Funds
インド投信というと、日本の証券会社や銀行からなんちゃって投資信託を買えますが、やっぱり大型株が多くなりますし、何より金融機関側の手数料が何重にもかかってしまい、高くなりがちです。
日本の金融機関は海外の拠点が脆弱で、結構ゴールドマンなどの外資を仲介しています。
アレンジャーやクリアリング機構など、色々な仲介者が入り、手元に来る時にはごっそり抜かれます。
そう考えるとインドへ投資する場合、仲介者が少ない方が良いわけです。
銀行から買うよりは、それこそゴールドマンとかから買った方が安上がりなわけです。
まあ、日本で有名な外資はお高くとまっているので、貧乏人は相手にしてくれないでしょうが。
余談ですが、ゴールドマンはその点意外と柔軟で、結構付き合いが良いです。
遠くから見るのと近くから見るのでは、印象が違います。
昔ほど敵視はしなくなりました。
外資の中でも、現地国以外に拠点が少ないようなネット証券やオンラインバンクは、接客は適当ですが、個人に対しては優しく接してくれます。
やる気のある人はインドに近いところに拠点を持つと良いかも知れませんね。
IT革命なんて死語になってしまいましたが、あれの御蔭で随分自由になりました。
いい時代になったものですな。
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コメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: 株の投資の初心者 | 2011年12月28日 (水) 20時12分
株の投資の初心者さん
コメントありがとうございます。
日本の金融業界は鎖国状態。
他の国なら普通に売買できるはずのものも全くできません。
もう少し利便性を良くした方がいいと思うんですがね。
ブログは続けていきますので、
今後もよろしくお願いします。
投稿: なる | 2011年12月28日 (水) 22時51分