同じ穴の狢 - 社会主義的救済
東京電力の救済に関して、"社会主義的だ"との批判が出ています。
東電は、日本で最大級の社債発行体であり、3月11日以前の銀行の東電向け債権は約2兆円ともいわれる。企業の資産がこのような状態にある以上、破産こそが、対立の激しい問題を解決するための、時の試練を経た唯一の方法なのだ。
>>東電救済策-日本の社会主義的解決方法
私も潰すならさっさとつぶした方がいいと思います。
電力ももっと自由化を進め、競争を促すべきだと思います。
結果として人口の少ない地方は真っ暗になると思いますが、それが嫌なら人口の多い都市に集まればいいのです。
その方が送電による電力浪費も効率化しますし、スマートグリッドも威力をより発揮します。
しかし、世の中には色々な利害関係者がいるため、そんなにうまくはいきません。
大概色々な人が自己利益のためにギャーギャー言うので、話はこんがらがり時間もかかります。
資本主義で民主主義な国の弱いところです。
今回は日本が批判されていますが、これはどこの国でもおきています。
アメリカもビッグ3の救済や、金融機関を救済しまくって色々なところから社会主義的と批判されました。
まあ、世の中そんなものです。
言うは易く行なうは難しで、潰した方がいいのはわかっていても、実際にできるかと言うとそうそううまくはいかないのです。
それを何とかするのがリーダーシップなんですが、まあ今の状況では無理ですね。
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