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何を得て何を捨てるのか

原発の影響で出荷制限されていた野菜等が、チョコチョコと規制解除になっています。
ただ風評被害が強く残っていますので、状況はそれほど変わらなそうです。

それにしても、いつも思うのですがこういう状況になると、テレビでばしばし出ている物の風評被害が大きくなり、それまで散々叩かれていた物から目が逸れてしまいます
例えば東電の所為でJALへの非難は大幅に少なくなりました。
潰れて1年少々しか経っていないのに、もう怒りが止んだのでしょうか。

放射能も現在注目が集まっています。
結果、放射能以外の害毒からは目がそれてしまい、殆ど議論になりません
放射能以外の毒も山ほどあるのですが。

ドイツのエコ主義政党の緑の党も、原発を非難しつつも、他は他でデメリットがある事をぼやいています。

緑の党原発反対の姿勢を維持するなら、その結果もたらされる電力不足には、消費者が価格の大幅上昇を受け入れることで対応するしかない。しかし、緑の党のリーダー、クレッチマン氏はすぐに過激な政策をとろうとはしないだろう。風力や太陽光は夢の話だ。選択肢となるのは、原子力か石炭だ。
>>【オピニオン】石炭は核よりも危ない

石炭は化石燃料であるだけではなく、採掘に際して粉塵が出ます。
落盤の可能性も高いです。
使う側の人間は安全でも、採掘する側の人達は、常に死と隣り合わせです。
原発が炭鉱になっても、状況は大して変わらなそうです。

日本では今後のエネルギー政策についてあまり議論されません。

今回の選挙で、やたら自然エネルギーを叫ぶ知事が増えましたが、現在の生活水準を維持しつつ、自然エネルギーへシフトするのは事実上不可能です。
明らかに技術と国民意識が不足しています。

そうなると手っ取り早いのが石炭や石油のような化石エネルギーです。
しかし、化石燃料はCO2がガンガン出ます。
鳩山さんが海外で大見得切ってしまいましたから、原発廃止は結果としてツケを未来にまわすことになります。

結局、何かを得ようとすれば何かを捨てねばならないと言う事です。
当たり前の事なのですが、意外に忘れがちな事実です。

今回原子力を捨て健康を得るようです。
では今までの生活水準を得るために、どれ程の物を捨てるのでしょうか。
多少の覚悟はしておかないといけなそうです。

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