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海外投資家にはきつい決定

高金利で欧州の投資家から資金を集めていたアイスランドですが、金融危機を切欠に流れが変わりました。
金融危機で傾いた銀行を国民の税金で助けるわけですが、海外の資金まで国民の税金で助けるのかでかなり揉めています。

北欧のアイスランドでは、金融危機をきっかけに破綻した大手銀行を巡り、外国の預金者への返済に公的資金を投じる法案が国民投票の結果、再び否決され、今後、アイスランドの国際的な信用の回復に影響を与えるものとみられます。
>>外国の預金者への返済 再否決

前に一度否決されたのですが、色々あって再投票になったようです。

しかし結果は同じということで、海外投資家には厳しい結果となりました。
最近また、豪ドルやトルコリラのような高金利通貨に人気が集まっている様ですが、ハイリターンの裏にはハイリスクが隠れていると言う事ですね。

よく、巨大な金融危機はめったに起こらないと言われます。
リーマンショック並みの事象は100年位起こらないとされていますが、探してみると10年に一回位は似たような事が起こっています。

豪ドルとか、政府判断でなんか起こったりしませんかね。
まあ確率は低いと思いますが。

アイスランドで問題なのは、大統領も海外投資家への債務踏み倒しに乗り気だと言う事。

グリムソン大統領はこのほどウォール・ストリート・ジャーナル紙とのインタビューで、「国民投票はアイスランドにとっても、英・オランダにとっても素晴らしい決定だった」と振り返った。
>>英蘭の預金者保護拒否を後悔せず=アイスランド大統領

何で再投票になったのでしょうね?
一回目の投票で話は終わったものだと思ったんですが。

おそらく内部にも今後の展開に懸念する人達がいたのでしょう。
海外投資家から見れば、せっかく高金利通貨に投資しばら色人生を妄想していたのに、突然踏み倒されるんですから。

最近外債が流行っていますが、それが全額戻ってこないなんて事になれば、ショックが大きい人も多いでしょう。
海外投資は利回りだけを見ていては駄目ということが、改めて確認されたようです。

それにしても、今後アイスランドはどうやって外資を集めるんでしょうかね。
自前で何とかするのでしょうか?
土地も人口も多くなかったんですが、大丈夫かな。

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