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教訓は生まれるのか。

相変わらず東電の事後処理についてのニュースが流れています。
尤も、ここ数日記事の割合が変化しているように思えますが。

さて、話題性が高いこともあって、東電株について書いた記事にコメントがたくさんついています。

今日も今日とて新たなコメントが届きました。
高村徹さんからのコメントです。
長くなりそうだったので本文にてご回答いたします。

論理的に分析しても仕方無いですよ。国民の事より国のお金の事が重要かと。
要するに国が賠償金を負担する金額が少ない方向に行くでしょう。
まず放射能で20KM以内は非難して下さいと言っている理由からアメリカやノルウェー等世界と各国の情報と比較してみれば一目瞭然ですが、東海臨海事故のとき80人足らずの人数を非難させて、諸々の賠償をすべて足すと150億、20km範囲で賠償すると10兆円、じゃあ40K範囲だと40兆、じゃあアメリカが言うように80k範囲非難だと160兆円の賠償額となる。
そういうお金の発想により、非難範囲を狭く言っているのですが、都民と他の県民は同じ扱いではありません。
政治家達が潤うような方向が正しい方向なんです。
そう考えると国有化して一位合切面倒見るより、民営化でもいいのかもしれない。しかし、ココまで株価が割安になると民営化は良しだけど、株価が割安で大株主の構成が変わると困る。
外資に買われたり。なので手っ取りばやく悪い虫がつかないように上場は廃止して後に名称を変えて新規上場させる。
先週金曜4月8日が期限だった。
8日までに冷却機能が回復すれば株価も500円以上だったろう。400円を割ってくれば大株主が退却する。そして外資が買い捲る。
冷却機能回復はできるはずだったろうが、やはり国と東電は組んでるから遅らせて、株価低迷で期限オーバー。上場は廃止決定。

私には東電が今後どうなるのかよくわかりません。
本当に8日が実質的な上場廃止ポイントだったのかもしれません。
私は預言者では無いので、先のことなんてさっぱりです。

ただ、気になるのは最初の部分。
「論理的に分析しても仕方無い」という所です。

最近の色んな記事を見ると、どうも論理的に考えているものが少ないように思えます。
なんというか、全体的に感情的な感じで、一時的にカッとなるけど暫くすると直ぐに熱が冷め、半年もすれば忘れている感じです。

数年前意には柏崎刈羽原発もんじゅ問題があったのですが、あれも半年程度で忘れられてしまいました。
こういう状況になっても、あまり両者の話題は出ません。

柏崎刈羽のときは中国餃子か何かの問題が出て、みんなそっちに行ってしまったと思います。
柏崎刈羽はまだ完全稼動していないのに。

感情的になることは必ずしも悪いことではないのですが、ちゃんと検証して考えていかないと、教訓として未来に残す事ができません

そのうちまた同じような事が起きて、あの時はあーだったとか蒸し返して騒ぎ立て、そしてまた半年位すると忘れてしまうでしょう。
これでは進歩がありません。

例えば今回原発の危険性は、多くの人が学んだはずです。
いたるところで原発はやめろ、東電社員は死ねみたいな書き込み等が見られます。
東電は潰れろなんて事も普通に書かれています。

しかし、そもそも原発は日本中にあります。
また、現在使っている電気エネルギーの2,3割は原発から来ています。

仮に東電をつぶすとなると、現在東電が管理している原発は、誰が管理するのでしょう
また原発をやめた場合、いったいどうやって2割ものエネルギーを賄うのでしょうか。
自然エネルギーでしょうか。
電気の無駄遣いが多い日本で、自然エネルギーが2割相当も賄えるとは思えません。

さらに原発から別のエネルギーにうつす場合、必然的に利権が移動します。
利権を新たに得る産業はいいのですが、今まで原発で働いた人は職を失います。
当然政治的なリーダーシップが求められます。

これらの問題は一過性の感情論で語られるべきものではなく、もっと深刻で息の長い問題です。

半年後、福島原発の問題をどれだけの人が覚えているでしょうか。
すべてが解決するであろう10年、20年後は?
今回は感情論で終始しないことを 切に願います。

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コメント

民営化 土地 建物 すべてを 企業にさしあげる。
日本の財産 土地が減る。相続税 競売とは 違うことになるかなぁ
民営化後 赤字になる 消費税をあげる。中小企業 商店は きつくなる。サラリーマンも きつくなる。資本の大きなところが 強くなるばかりになる。民営化企業は 強い。
消費税は すごいお金ですね。日本の人口1億2千万人×5円エックス
原材料 仕入れ 企業における 消費税 車にかかる税金 他
ここで 震災がおきたのは きついですね。税金で まかなえるといいですが 募金の力も必要なのでしょうか?世界から募金をたくさん いただいて 輸出 輸入 の この 日本はどうなるのでしょうか?
デカセーギの外国労働者も 多い日本ですが 扱いは 大丈夫なのだろうか すべてに 因果があるならば どういう結果が 未来に おきるのだろうか~ うまく書けてない 文章ですが すいません。

投稿: 芸能星人&村石太マン | 2011年4月 9日 (土) 22時57分

芸能星人&村石太マンさん
コメントありがとうございます。

民営化でポイントになるのは出来上がった会社の規模と、
小さくなった後の政府の規模です。
政府が強いままだとギリシャみたいになります。

民営化企業がでかすぎると既存の民間企業を圧迫しますから、
十分に小さく分社化する必要があります。
尤も、日本に企業規模は不必要に小さいので、
バランスを取るのが難しいのですが。

また、復興のために増税して復興支援に当てるという話も多いですが、
正直これもどうかなという感じです。
消費税を1%あげると2兆円の資金が得られると言われますが、
所詮一過性のものです。

もしこれを機に東北を特区化して、
資本の呼び込みのほうが大切だと思います。
パナマは(結果として)世界企業の投資を呼び込みました。
募金も一過性のものですからあてになりませんし。

出稼ぎ組みはさっさと本国に帰っているみたいです。
その国の政府がお金を出してるみたいです。
意外にちゃっかりしてます。

投稿: なる | 2011年4月10日 (日) 09時59分

学ぶ意欲が有れば、教訓はすぐにでも見つけれますよ。なんにでも隠れた原資が有ります。これで良いんですよ。マイナスに見えるものほどそれ以上に物事には全てにプラスの側面がありますから。

投稿: 匿 | 2015年1月31日 (土) 14時00分

匿さん
コメントありがとうございます。

皆さんいつも忙しいのか、目先の未来は考えていても意外に遠い将来は脇においている気がします。
どちらが良いとも言えませんが、忘れっぽいのはそのためなんですかね。
本来は至る所に原資はあるはずなんですが、いやはや。

投稿: なる | 2015年3月 4日 (水) 23時39分

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