この前の円高はロスカットが原因らしい
先日、日本を強烈な円高が日本を襲いました。
原因は中くらいの円高+ロスカット大量発生のようです。
日銀の白川方明総裁は22日、ウォール・ストリート・ジャーナル/ダウ・ジョーンズ経済通信とのインタビューで、東日本大震災後に円が対ドルで史上最高値を更新した原因について、個人投資家に人気の高い外国為替証拠金取引で強制的に損切りさせられた個人のドル売りが主因だったとの見方を示した。
>>個人投資家のロス・カットが円最高値の原因=日銀総裁
あくまで白川総裁の予想ですが、多分そうでしょう。
ヘッジファンドなどが仕掛け的に円買いをしたのが切欠だと思います。
日本人は円売りポジションが好きな上に、とんでもなくレバレッジをかける人が山ほどいますからね。
円売りだとスワップポイントが大概プラスに推移するので、レバレッジ10倍位でミドルリスクミドルリターンを期待する人が多数いますし、投機の為に4,50倍のレバレッジで取引をする人は山ほどいます。
正直レバレッジ10倍で貯金感覚とか、リスク管理が出来ていない気がします。
新規から9.2%振れればロスカットが発生する訳ですし。
そもそもFXはスワップポイントがある為、貯蓄には適さない商品です。
加えてレバレッジ50倍で勝負する人は、画面にかじりついて、反対に動いたらすぐにポジションを切り替えようとしているようですが、本当に相場が混乱している時は、人間の目で追うなんて不可能です。
画面の前に居ようが居まいが関係ありません。
巷では"ミセス・ワタナベ狩り"なんて言われているようです。
もう少しリスク管理をちゃんとしないと駄目ということですな。
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