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それを言っていいのか…

野田財務大臣が、近々日本人の個人金融資産を日本の債務が上回ると発言しています。
偉い人が言っちゃうんだ…。

野田佳彦財務相は9日、衆院財務金融委員会で国債管理政策について「個人の金融資産と国・地方の債務残高は、どこかで近々逆転する可能性がある。国内で(国債が)安定的に消化できたのは、膨大な個人金融資産があったから。
>>個人金融資産と国・地方債務残高は近々逆転も=野田財務相

まあ事実は事実ですし、誰から見ても明らかなのですが、中央にいる人が言って良い事なのか疑問です。

というか、わかってるなら手を打たなきゃ。
ただでさえ政府部門債務超過状態なのに、個人にまで見捨てられたらお先真っ暗です。

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日本は莫大な借金があるわけですが、今のところ破綻はしていません。
よく聞く理由の一つが「日本は1400兆円もの個人資産があるから」というものがあります。
これが正しいかどうかはよくわかりませんが、仮に個人金融資産と国債残高が逆転すれば、この理由は意味を無くす訳です。

私は個人金融資産がたくさんあるから日本国債の残高をもっと増やしても大丈夫だとは思いません。

そもそも貯蓄などの形で、既に間接的に国債を買っているわけですし、故意に株式などに回っている分もあるのですから、1400兆円を丸々国債に回す事はできないでしょう。
魅力の無い商品にお金が回るとは思えませんし。

しかしこの手の話は"鰯の頭も信心から"なので、根拠なんか無くても「個人資産があるから大丈夫論」を信じている人は国債を買い支えます。
この理論が崩壊すれば、彼らも売りに回るでしょう。

野田大臣が発言してもしなくても近々逆転するでしょうが、わかっているのなら何か動いてほしいと思ってしまいます。

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