続くアップル株のダウングレード
アップルのダウングレードをするアナリストが出始めました。
今まで皆買い一辺倒だった中で、一人違うことを言い出したため、市場を騒がせているようです。
JMPセキュリティーズのアナリストが16日、米アップル(Nasdaq:AAPL)の投資判断を引き下げた。アナリストのアレックス・ガウナ氏はアジアの製造委託先の業績が芳しくなく、それがアップルの一部製品の販売動向の先行きを示唆している可能性があると指摘している。
>>アップルの投資判断に引き下げ、製造委託先の業績減速で
一人だけ違うことを言い出したため、彼は引っ張りだこのようです。
WSJ.com:Blasphemy!: Analyst Cuts Apple to ‘Market Perform’
彼らは変わり身が早いので、都合が悪くなると直に意見を翻しますのでどこまで本気で言っているのか良くわかりせんが、私も同意見なので紹介してみました。
以前から述べている通り、私はアップルの業績に懐疑的です。
彼らはiPhoneとiPdo位しかヒット商品が無く、いかにも収益の柱が乏しい状態です。
コンテンツ産業をちゃんと育てられれば良かったのですが、ジョブス氏の意向なのか、やたらと厳しい規制を強いています。
おかげでグーグル達の猛攻を受けています。
iPad2も、そういった部分に注視せず機能面の充実ばかりを図っています。
これでは日本の携帯の二の舞です。
株価の方も、たった一人のダウングレードで急激に下落するなど、今までの過剰投資を取り戻すかのような動きです。
みんな心の片隅で高いと感じているのではないでしょうか。
正直、多くの人が思っているほど、実態は巨大ではないと思います。
冷静に実態を見極めたいと思います。
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