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東証以外の証券取引所は頑張っている

世界的な証券取引所の吸収合併が進んでいます。
欧米ではドイツ証取NYSEが統合しようとしていますし、カナダではトロント証取ロンドン証取が合併を発表しました。

NYSEドイツ取引所の組み合わせは、世界の取引所業界の大きな変革になる。2大デリバティブ取引所が統合する欧州だけの話ではない。
>>LSEとTSXの合併、NYSE案件で影薄く

ロンドン証券取引所LSEと、トロント証券取引所(TSX)を運営するTMXグループは、合併に向けた交渉を進めている。両取引所が8日明らかにした。実現すれば、鉱山・資源セクターに強みを持つ証券取引所が誕生する。
>>ロンドン証取とトロントTMXグループが合併交渉

この状況を見ても東証は腰が重く、規模の拡大に消極的で、危機感がありません。
まあ上場もできないような会社ですから、底が知れています。

MarketHack:東証は外国の取引所に吸収されろ
理経済:証券取引所の温度差

大証の方は東証へのライバル心もあって、大改革を行いました。
大証は来週頭からJ-GATEを稼動させます

MSN:大証のデリバティブ新システム、14日稼働

これにより、日経平均先物、オプションや大証に上場しているデリバティブは、ほぼ24時間売買が可能になります。
ちなみにTOPIXオプションは東証の上場なので売買できません。

J-GATEの取引時間

大阪証券取引所:取引時間の変更

東証の危機感の無さは日本の大企業病の典型ですね。
一回リセットするか買収された方が、結果としていい方向に行くのかもしれません。
上場企業の総時価総額も、随分追いつかれていますし、一部の国には追い抜かれているのが現状です。

こちらは各証券取引所に上場している企業の総時価総額(2009年末)です。
東証が上海やロンドンに猛追され、今にも追い越されそうです。

各証券取引所の上場企業総時価総額

国際取引所連盟:2009 WFE Annual Report (Equity 1.1) PDF 重いので注意
世界の主要市場 国別 時価総額/前年比 マップ

新日鉄住金の時もそうですが、気付いた時には時代遅れな企業になっていそうです。
まあ一投資家としては、正直東証が無くなっても殆ど困りませんが。
そんな詰まらない企業にならないよう、努力した方が良さそうです。

追記:こんな記事もありました。

WSJ:ライバル躍進の脅威がきっかけ=合併交渉のドイツ取引所とNYSE

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