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韓国も少子化

世界を見渡すと高速な少子化に悩む国が3つ(4つ?)あります。
一つは日本、一つは台湾、そして最後の一つは韓国です(なぜかアジアばかり)
韓国でも日本と同様晩婚化と少子化が進んでいるそうです。

South Korea’s demographic problems are well documented – the nation’s ultra-low birthrate is expected to shrink the labor force and depress economic growth. According to a recent study by HSBC, the workforce will contract by 32% by 2050, knocking 1 to 1.3 percentage points off the annual growth rate during the period from 2020 through 2050.
>>Economists on Why South Koreans Delay Marriage

労働人口が32%減になるとの事。
結構きつい予想です。
韓国は先進国の中で最も出生率が低くなりました

ただ韓国の場合海外向け企業も多いので、労働人口の減少がすぐさま国力の衰退に繋がる事は無いでしょう。
この辺りも日本と同じですね。

アジアの少子化で恐ろしいのは、単純な数値の大小ではなくそのスピードです。
こちらは出生率の推移です。
ただ下がっているだけではなく、急激に減少し回復の兆しも見えません

各国の出生率の推移

知られざる人類婚姻史と共同体社会:豊かになってゆくのに、少子化が進むのは何で

韓国は日本と同様海外組みだけではなく、国内組みも結構います。
LGなどは韓国国内でよく見ました。
人口減少社会で如何に海外から国内にお金を持ち帰るかが重要になります。
韓国も日本と同じ悩みを抱えているようです。

ところで、最初に述べたとおりもう一つ少子化で悩んでいる国があります。
いえ、正確には悩んでいるわけではなく態々その方向に差し向けました。
もう一つの国は中国です。
あまり話題にはなりませんが。

ご存知のとおり中国は一人っ子政策を実施しており、出生率が下がっています。
こちら↓は中国の出生率の推移です。
対数表示されていないのでわかりにくいですが、韓国と同じぐらいのスピードで下がっています。

中国の出生率の推移

社会実情データ図録:中国の出生率・死亡率の推移

当然若者が減るため、社会全体が老化します。
子供を産もうにも体力的にきつくなります。
今後の予測値も横ばいです。

中国の出生率の予測推移

文部科学省:3.各論 第3章 人口問題が生態系資源及び土地資源等に与える影響 3-1-2

昨今、猫も杓子も中国中国と言われています。
確かに彼らの成長は目を見張るものがありますが、人口分布が偏りだした以上、あまり多くを望むのは危険だと思います。

かつて日本にも同じような時期がありました。
しかし出生率が下がりだしても高成長時代の政策を止めず、低成長前提の戦略に行くことはありませんでした。

高度成長の終わり頃に、下村治などよくわかっている人達は警鐘を鳴らしていたのですが、誰もその意見に耳を傾けませんでした
政府も企業も、そして外資も。

外資に担がれ踊りまくった日本は、その後辛い思いをする事になりました。
中国がどうなるのか良くわかりませんが、あまりそちらに重点を置きすぎるのは気をつけた方が良さそうです。

その時歴史が動いた:第284回 所得倍増の夢を追え ~高度経済成長の軌跡~

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