背水の陣なのだから大胆に
菅首相は支持率に関わらず首相としての職務をまっとうするようです。
鳩山氏が、仙谷官房長官らに対する問責決議の可決を受けて、来年の通常国会に向けて打開策を検討すべきだと伝えたのに対し、菅総理大臣は「内閣支持率が1%になっても辞めない」と述べ、政権運営への強い決意を示しました。
>>“支持率1%になっても辞めず”
民主党内では文句がいっぱい出そうですが、正直誰がやっても同じですから党内の無視して大丈夫でしょう。
折角の機会なので、玉砕覚悟でやりたいことをやって欲しいと思います。
日本の政治家には個性がありません。
なぜなら党の力が強すぎるから、そして議員が引け腰だから。
所謂超党派になることは殆どありません。
例えば柳田氏の不信任決議だって、党の意向を無視して賛成反対する人はいませんでした。
他の議決もだいたい同じような感じです。
以前渡辺さんが麻生総理(当時)に対して解散要求決議に賛成した事がありましたが、そのくらいしか記憶にありません。
渡辺さんの判断が良かったのか悪かったのかはよくわかりませんが、少なくとも議員は自分の意見をもっと押し出しても良いのではないでしょうか。
議員一人一人の背中には何万人もの投票権が乗っかっているのですから、大企業の会議のように無駄に時間を使うのは馬鹿馬鹿しいです。
ここ最近の首相は全体的に支持率を気にしすぎな気がします。
少なくとも就任から1年程度の猶予がありますから、自分の信じる事を述べても良いのではないでしょうか。
それがリーダーシップだと思います。
党内から批判も出るでしょうが、逆に党外から協力者が現れるでしょう。
一枚岩ではないのはどこも同じです。
折角「やめない」と言い張ったのですから玉砕覚悟でやってみて欲しいものです。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 配慮のしすぎも考え物 - 人吉市の取り組み(2016.10.06)
- 日銀の総括検証 - 手のひら返しが酷い(2016.09.21)
- 銀行外しが着々と進む② - 証券化ビジネスのネット化(2016.09.02)
- 銀行外しが着々と進む① - 債権補償の充実化(2016.08.30)
- 日本の10年国債がマイナス利回りに - 低金利の弊害(2016.03.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント