« 背水の陣なのだから大胆に | トップページ | こうはなりたくない… »

円安に傾きだしたが、家計簿にはつらい

最近ようやく円安に傾きだしました。
WBSなどに出てくるようなエコノミストの皆々様は、「やっと円高になった、ヤッピー」みたいな事を言っていますが、家計簿にはあまり良い影響はなさそうです。

農産物の国際相場の高騰が砂糖や食用油などの国内価格に波及してきた。製糖各社は29日以降、砂糖の卸値を相次いで引き上げる。マーガリン原料などに使う食用油の取引価格も上昇。投機資金の流入で農産物はほぼ全面高となっているが、デフレ下だけに最終製品への転嫁は難しく、食品メーカーなどの収益を圧迫し始めている。
>>農産物高騰 国内に波及 砂糖・食用油…原料コスト上昇 デフレで転嫁難しく

一次産品の値上がり

今までは円高が物価高騰を中和してくれていたのですが、円安になるとそうも言ってられません。
勿論、食品メーカーが値上げを計画していたのは少し前からでしょうが、円安が彼らにとって強い向かい風である事に違いはありません。

国内の物価が下がっているので、強制的にインフレ基調になる方がいいと思われる方もいるでしょうが、日本の不景気は国内に資本が入ってこない事が原因です。

今回の強制インフレも一次産品を作る人達にお金が流れてしまいますから、不景気は悪化こそすれ良くはなりません。
物価は実際のところあまり関係が無く、パラメーターの一つというだけです。

尤も、日本では一次産品に対する関税がとんでもない事になっています。
これを少し下げればいくらでも家計を支えられますが、農家は政治家にとって大事な票田です。
今の日本の政治家で彼らを突っぱねられる人がいるとは思えません。

読売新聞:関税撤廃、輪作にも打撃

砂糖には300%を超える関税(合計値)がかかっているそうですが、ちょっと高すぎです。
菅総理には退路を断って、こういう所に突っ込んで欲しいのですが、まあ彼には無理でしょう。
やる気があるのなら最初からやっているはずです。

円安に傾けば輸出企業には良いかもしれませんが、多通貨対応をしていない大部分の日本国民にとっては辛い日が続きそうです。

|

« 背水の陣なのだから大胆に | トップページ | こうはなりたくない… »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528305/50158699

この記事へのトラックバック一覧です: 円安に傾きだしたが、家計簿にはつらい:

« 背水の陣なのだから大胆に | トップページ | こうはなりたくない… »