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紙の媒体はなくならない

アメリカの学者様が、「近いうちに紙の本は無くなる」と豪語しています。

電子書籍と携帯情報機器の普及にともない、伝統的な「紙の本」は今後5年以内に姿を消すだろう――。途上国の子どもたちにノート型パソコンを配布するプロジェクトを立ち上げた米科学者、ニコラス・ネグロポンテ氏がこのほど、CNNの番組で自説を紹介した。
>>「紙の本」は5年以内に消える? 米科学者が見通し示す

この手の話は至る所でよく聞きます。

例えば最近行ったITの展示会でも、アンドロイドタブレットの開発者に同じ事を言われました。
私は「意外とそうでもないと思いますよ」と返したら、めちゃくちゃキレられました。
よっぽど自分の理論に自信があったんでしょうね。

そもそもこの「紙媒体が無くなる!」理論が浮上したのは何時頃だか御存知でしょうか?
私が知っている中で一番最初に言われ始めた時期は、かれこれ60年も前です。

この当時、各国でテレビの普及が本格的に始まりました。
これを見た学者やらアナリストやらが「新聞などの紙媒体はテレビに取って代わられる!」と声高に叫んでいました。
この辺りの経緯はこちら↓の本に色々書かれています。

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この時も紙は無くなるといわれましたが、見ての通り私達の周りには今もまだ紙媒体が溢れています。

そもそも紙の歴史は非常に古く、人間と紙の関係は2000年以上にもなります。
パピルスなども含めればさらに古くなるでしょう。
人間の技術が進歩しても細く長く続くものはあるものです。

理経済:流行りと廃り③ - 変わらないもの

iPadもいいのですが、紙の本は紙の本で良さがあります。
例えば電池は切れませんし、ページ数が少なければiPadより軽くなります。
紙の質感やペラペラ捲る感覚も、電子書籍にはまだありません。
古本屋巡りも中々面白いです。

世間では紙媒体がなくなると大袈裟に言っていますが、思っている以上にしぶといと思います
勿論、今後紙書籍は変革を迫られるでしょうが、だからといって紙媒体はなくならないと思います。

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コメント

こんにちは!いつも興味深く拝見していますshine
紙の本はなくならない。激しく同意です。
デジタルだけだと味気ないですよね。

投稿: nozomi | 2010年10月21日 (木) 21時51分

nozomiさん
コメントありがとうございます。

人間と言うものは兎角新しい物好きで、
何か新しい商品、新しい技術が開発されるとすぐに飛びつきます。

人によっては鬼の首を取ったように騒ぎ立て、
「革新的」と称して賞賛し「自分は社会の最先端にいる」と喧伝します。

しかし世の中とは意外と普遍的で、
長く使われているものは相変わらず使われているものです。
紙の本も同じで、なぜかははっきり言えませんがかなりの長い間愛され続けると思います。
愛は理屈ではないのです。

投稿: なる | 2010年10月23日 (土) 02時02分

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