« 金利を下げるデメリット | トップページ | 市場に思い知らせなければ介入なんて意味が無い »

漫画「トリコ」が面白い - 作者と読者

最近トリコという漫画に嵌っています。
漫画「トリコ」はジャンプに載っている格闘(?)漫画で、主人公の美食家トリコが、うまい食材を求めて旅をし敵や食材と戦う漫画です。

著者は「世紀末リーダー伝たけし!」を書いていた島袋先生です。
センチュリースープ編の頭辺りから読み始めたのですが、中々面白いです。

さてこの漫画、内容も面白いのですが、もっと面白いのは作品中に多数出てくる食材です。
例えば「イチゴ飯」や「骨付きコーン」、「生姜豚」等々様々な創作食材が出てきます。
戦闘に入ると出てくる食材数が少なくなりますが、1話あたり3種位出てきます

トリコ・データベース

この食材達、島袋先生が独自に考えているかと言うと必ずしもそうではなく、読者からの投稿が多いようです。
投稿ものは必ずPNが書かれているのでわかりやすいです。

これは実に革新的な手法です。
以前、ケータイ小説がブームになった時に、多くの経済人がそのメカニズムを研究していました。
いくつか理由が挙げられていますが、その一つに「読者によるアイデア投稿が良かった」というものがあります。

クローズアップ現代:手軽な文学? ケータイ小説

ケータイ小説の場合、通常の小説と違い公開された段階では作者自身最後まで書き終えていません。
また携帯電話という媒体の為か、読者は気軽に作者に感想やアイデアを投稿します。
それを受けた作者が話の軌道修正を行ったりします。

話が変な方向に言ってしまうのでは、と思われがちですが、これが意外と成功したわけです。
読者の意見を取り込むことで、その読者のロイヤリティーが大幅に向上し、宣伝までしてくれたなんて事例もしばしばあるそうです。

トリコもこの手法とかなり近いです。
作者としても自身のアイデアには限界がありますから、読者からの積極的な投稿は有難いでしょう。

読者からしても自分のアイデアが全国紙に載るわけですから、採用されればうれしいです。
はがき職人みたいなのも多数出るでしょう。
両者の欲求を同時に満たす良い方法です。
場合によっては一つの食材から長編も出来そうです。

最近、アンドロイドOSにしてもアップアプリにしても、ユーザの力を取り込む手法が増えています。
漫画だってそういう手法があっても良いと思います。
今後の作品展開に期待です。

理経済:東方というコンテンツのオープンソース化①
理経済:事実は小説より奇なり - アルビン・トフラー
理経済:ブランドにも変化が必要

|

« 金利を下げるデメリット | トップページ | 市場に思い知らせなければ介入なんて意味が無い »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/528305/49705793

この記事へのトラックバック一覧です: 漫画「トリコ」が面白い - 作者と読者:

« 金利を下げるデメリット | トップページ | 市場に思い知らせなければ介入なんて意味が無い »