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何のための学問なのだろう

ベストセラーとなった本、「ブラック・スワン」の著者が、オバマ政権についてイチャモンを付けています。

ベストセラーとなったビジネス書「ブラック・スワン」の著者、ナシーム・タレブ氏は、オバマ米大統領とその政権は連邦債務の返済ではなく経済成長のてこ入れを目指したことで、米経済を弱体化させたと指摘した。
>>「ブラック・スワン」著者:米大統領の景気対策、経済危機悪化させた

私はこの本を読んでいないのですが、どうもベキ分布論、経済物理学について書かれた本のようです。

池田信夫blog:ブラック・スワン

金融工学だって元々こんなような学問でしたが、現実を見ずに暴走した結果、今のような状況を生み出しました
思うに道具の良し悪しは決定的な要因ではないように思います。

今回のタレブ氏の結論だって、理論的に出たと言うよりは現実社会の動向を見てと言う感じがします。
しかも日本が20年の歳月と大枚をはたいて手に入れた歴史を言い換えただけです。
理論的に予想できないなら一体何の為の学問なんですかね

ここ最近、FRBとバーナンキ議長の動向に注目が集まります。
彼らの金融緩和政策が社会を救うと、アナリストやエコノミストは本気で信じているからです。

しかし日本の経験から言って、景気を立て直すのに必要な事は銀行等に眠っている癌細胞の除去と、規制緩和など、畑を耕し「好きに作物を作ってください!」と言う投資の呼び込み、そして政府などの権力の規制です。
無理やりドーピングしても駄目で、あくまで市場の自己再生を促すしかありません。

これらは政治の仕事、ガイトナー財務長官の仕事であり、中央銀行の仕事ではありません。
ですからFRBがどんなにがんばっても景気は良くならないでしょう。
金利やマネーの量は、それほど重要な要素ではないのです。
FRBに注目が集まっているうちは、景気の回復は無いでしょう。

もうちょっと地に足着いた理論が出ないものなんですかね。
そうでないと学問としての価値が無いと思うのですが。

ちなみに、経済物理学の専門書は既にかなり出ています。
理論式が知りたい場合はこちらをどうぞ。

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