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自信がない人々 - 格付け会社の愚行

米国の新金融規制法案が成立しました。
オバマ大統領は物凄く喜んでいるようです。

Bloomberg:米大統領:金融規制改革法は消費者保護で「史上最強」-21日に署名

まあそれはいいのですが、問題なのはこの法案に及び腰な格付け機関が、自分達の付与した格付けを使わないでほしいと頼み込んでいることです。

スタンダード&プアーズ(S&P)、ムーディーズ・インベスターズ・サービス、フィッチ・レーティングスの主要格付け3社は、顧客に緊急の要請を行った ─ われわれの信用格付けを使用しないでほしい。
(中略)
格付け会社の今回の要請は、住宅ローンや自動車・学生ローン、クレジットカードといった計1兆4000億ドルの市場で新発債の発行が実質的に滞ることを意味している。
>>格付けの使用禁止─格付け会社の要請で米債券市場が混乱

ちょっと信じがたい要請ですね。

確かに、法律の改正によって色々なところに影響が出るでしょう。
直接的な影響だけではなく、企業の資産価値が変化し間接的に影響を被るかもしれません。
ですから、自分達が付与した信用格付けに不安を持つのはよくわかります

しかし本当に自分の仕事や発言に自信や誇りがあるなら、そんなに簡単に自分の意見を引っ込めるものでしょうか
如何に適当な仕事をしているのかがよくわかります。

揃いも揃って、よくもまあこんな馬鹿な事を恥かしげもなく言えたものです。
こんな連中の言葉が1兆4000億ドルの市場を動かしているなんて、ちょっと信じがたいです。
これも一種のバブルなんですかね。
バブルとは詰まる所"妄信"ですから

理経済:格付け機関の糾弾 - 鵜呑みは厳禁

フィッチだけは信じていたのですが、最近の格付けはどうも好きになれないんですよね。
ただ過敏なだけで、信念の下に言っているわけではないような…。
あくまで感覚的な問題ですが。

やはり自分の目を養う事が大事なんですかね。
どこかに答えが転がっていると思うのは安易過ぎると思います。
年金運用の基準作りなどで苦労しそうですが、よく考えてこそ良い案が出るように思います。

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