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米国に蔓延する不良債権問題 - 人間の性

世界で不良債権が増加中です。
様々な理由から簿価割れしてしまった債権が世界に蔓延しています。
何のかんの言いつつ、米国でも兆候が出ているようです。

ブッシュ、オバマ両政権が、必要な銀行改革を半分しか完了していないことが貸し出し低迷の一因かもしれない。両政権は巨額の資本注入という形の応急措置を講じたが、不良債権をはじめとする問題資産の売却といったバランスシートの大規模な改革を銀行に強いることはなかった
>>【コラム】米経済が「失われた10年」を避けるには

日本の90年代でも同じようなことが起こりました。
銀行は不良債権の処理をぬらりくらりとかわし、結果として貸し渋りを誘発しました。
この不良債権が処理されるのは小泉政権になってからです。

理経済:静かなるキャピタルフライト① - 歴史のおさらい

米国でもこの兆候が出ているようで、銀行の貸出が低調です。
そして何より不良債権の話が出てこなくなりました
つい2,3年前は「スーパーSIVを作って不良債権を処理する」とか言っていたのに、今では名前すら出てきません。

米商業銀行の融資・リースの増減率

Garbagenews.com:サブプライムローン問題対策の救済共同基金「Super-SIV」の設立見送りへ・シティ、BofA、JPモルガン3行が表明
株式市場と黒岩の眼:SIV(ストラクチャード・インベストメント・ビークル)とは

問題の先送りは国や制度に限った事ではなく、人間の性のようです。
EUもユーロの欠陥については前々から言われていたにも拘らず、特に対策もしていませんでしたし、加盟国の精査も怠っていました。
今では国債までもが不良債権化しつつあります

アメリカの不良債権問題も、思っている以上に長く続きそうです。

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