衛星はやぶさが帰ってきた
小惑星帯にサンプルを取りに行っていた衛星「はやぶさ」が帰ってきました。
大気圏で燃え尽きる様子はかなり見物です。
ねとらぼ:「はやぶさ」が光輝き、散っていく NASAが空撮映像を公開
すっかり忘れていましたが、何年か前にどこかの大学でこの衛星の話を聞きました。
勿論当時はこんな事になるとは思いませんでしたが。
印象的だったのは小惑星のサンプルをどう採取するのかについてでした。
最終的には今の「錘をぶつけてその粉塵を回収する」という方法になりましたが、其処に行き着くまでは結構大変だったようです。
最初に考案されたのは網で取る方法だそうですが、これだとサンプルが取れすぎてしまい、機体が傾いてしまう事が分かりました。
宇宙は真空状態であり、無重力状態(正しくは無重量状態)でもあるので、思ってもいない事が起こります。
錘の反動で機体が傾くとか、飛んできた小石で機体に穴が開くとか、苦労は耐えません。
機体の制御も大変です。
更に燃料の補充もできないのでなるべくケチろうとします。
機体が重くなるので余計なサンプルは積めません。
ブレーキ用の燃料をケチる為に態々大気圏への侵入角を調整し、最大限空気抵抗を受けるようにしているくらいです。
お金が無いのもあるらしいですが。
今回のイベントは中々興味深かったです。
中身がどうなのかも気になりますね。
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