納豆を売り込む人々
和食ブームに乗じて、米国に納豆を売ろうとする人たちがいるそうです。
中々面白い試みですね。
【セバストポール(カリフォルニア州)】先月、佐藤南(53)さんが経営するジャパン・トラディショナル・フーズ(JFT)は、オーガニックの納豆を「メグミ納豆」のブランド名で正式に発売した。
…(中略)…
佐藤さんは、米国人の嗜好に合わせた納豆レシピを提案している。例えば、納豆にオリーブオイルやマヨネーズを加え、パン、ベーグル、トルティーヤなどに乗せて食べる方法だ。
納豆をシーザーサラダのドレッシングに混ぜたり、刻んだリンゴやアボカドと和えてもおいしいという。
>>「納豆」を米国の食卓に-日本人経営者の挑戦
納豆が外国人にうけるかどうかはかなり不透明です。
日本人でも嫌いな人は結構います。
私は普通に食べますが、確かにあの匂いや粘つきは独特です。
栄養価が高く、先進国の健康志向にも適う食材ではありますが、慣れないと難しいでしょう。
しかしこのJFT社長の佐藤さん、レシピもしっかり紹介し、現地の人が食べ易いメニューや味を提示しています。
これは広義の現地化戦略の一種で、最近では食品に限らず色々なメーカーがやっています。
納豆とマヨネーズなんて日本でも流行るかもしれませんね。
最近話題のお寿司も、伝統的な日本のものだけではなく、カリフォルニアロールなど日本に逆輸入したメニューも結構有ります。
現地の人が美味しいと思える調理法をする事が鍵ですね。
以前韓国に行ったとき、現地の「本場中華料理」でお昼を頂きました。
その時酢豚を頼んだのですが、日本のそれとは随分違いました。
こちら↓がその時の写真。
左側が酢豚、右のが餃子です。
日本のそれと違い、たれが全くありません。
どうやら揚げた豚をたれと共に炒めたようです。
想像したのと違いましたが、美味しかったです。
餃子も揚げ餃子がデフォルトでした。
同じ料理でも所変われば調理法や味付けも変わるようです。
早く現地の人が美味しいと思える納豆料理が開発できるといいですね。
アメリカで納豆を食べられる日は近そうです。
出資できないのかな?
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コメント
ライブドア「奨学金」でアルファブロガー育成。最大300万円の援助
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/26/news044.html
投稿: su-Z | 2010年5月27日 (木) 17時40分
コメント有難うございます。
月間PVが1万に届く時と届かない時が有るのですが、
大丈夫かな(;´▽`A``
取りあえず聞いてみるか。
お金はいりませんが、宣伝はして欲しいです。
投稿: なる | 2010年5月29日 (土) 22時40分