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JALの株主優待

JAL株主優待が廃止される事になりました。
国税を投入された以上、株主への還元は後回しになるのは当然ですね。
上場廃止決定後に株を買った方々は記念か投機が目的でしょうから、文句も出ないでしょうし。

前原国土交通大臣は閣議のあとの会見で、会社更生法の適用を申請し、経営再建中の日本航空が株主優待券を今後も続けるかどうか検討していることについて、「一般の国民からは理解されない」と述べ、発行すべきではないという考えを示しました。
>>日航株主優待券“理解されない”

この調子だと、マイレージにも手が入りそうです。
株主優待とは違い、マイレージは顧客に配布されるものですが、顧客の利益を国税で賄うという理論は説得力に乏しく、其処までするなら国営にすれば、となりかねません。
おそらく減価の形で手が入るでしょう。

理経済:JALも倒産か… 若者の日本離れ

それにしても、本来これで資本流出が若干抑えられるはずなのですが、経営の方は芳しくないようです。
再建計画は遅延気味で、この調子だと10年は再建できませんね。
りそなは7年掛けても再建できませんでしたが、JALはどうなるんでしょうかね。

可哀想なのはJALの新入社員。
少なくとも10年は安月給でヘコヘコ働かされる事になります。
管理職は割り増し退職金を受け取っておさらばですから、まだマシかもしれません。

まあ、経営状態もよく調べずに就職した学生側も悪いんですが。
どうなることやら。

理経済:市場の声なき声を聞く - JALから学んだこと

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