そろそろ利上げの時期
本日、インドの中央銀行が利上げを行いました。
ここ最近利上げ観測でインド株は行ったりきたりでしたが、そのおかげで利上げ当日の今日は反応薄でした。
インド準備銀行(中央銀行)は20日、3月に続き今年2回目の利上げに踏み切り、金融システムから流動性をさらに吸収した。これまで景気回復を促したが、いまやインフレを高めている金融刺激策を、さらに解消した。
>>インド準備銀行、インフレに対抗し0.25%利上げ
株価には悪影響ですが、そろそろ利上げしてもいい時期だと思います。
カナダ中銀も、金利据え置いたものの、早々に利上げをしたがっています。
ロイター通信:カナダ中銀が予想通り政策金利を0.25%に据え置き、早期の利上げ示唆
私は現在の"景気回復"が本物だとは思っていませんが、一部の国(健全な国)では回復軌道に乗っていると思います。
こういった国は次に来るであろうインフレに対抗する為に、徐々に利上げをしていくべきだと思います。
低金利を長く続けると、国内の資金循環を助けますが、度を越した外資も引き込んでしまいます。
資本は薬のようなもので、適量ならば大いに役立ちますが、大量に投与すると必ず害をもたらします。
現在、新興国には資金が流入中です。
BARRON'S:ゴールドラッシュは終わったが長期的な上昇トレンドは不変
ぼちぼち資金流入を抑える時期に来ていると思います。
日本もそろそろ利上げしてみたらどうですかね?
教科書通りにやった日本は大失敗したんですから、ちょっと違った事をしてもいいんじゃないですかね。
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